自分のスイッチ・・・何処にある!?
自分のスイッチが無意識に入るのは、読者の方々もお分かり頂けるのではないか。
自分自身のことを一番知らないのは自分であるようで、筆者もそのように考える。そのスイッチがどこに隠されているのか、そのスイッチがどういう存在なのか、具体的に見ることも触れることもできない。
例えば、中学時代を思い出すと、退屈な授業では激しい睡魔に襲われ、授業内容に関心がないばかりか、知らぬ内に、自分のスイッチが完全オフ状態になっており、上瞼は常に落ち気味となっていた。
数学や英語では授業前から頭は冴えわたり、数学は別解を探る方に力が入り、英語は先生の発音の酷さをチェックするなど、お行儀悪く、嫌みたらしく耳を傾けていた。
ところが、社会や理科となれば決まって眠くなる。国語も同様に、文豪作品を読まされ、「作者の思いを100字以内に書け」と問われると、「本人しか分からない!」と屁理屈を言っては、無関心となってしまう。
授業中に眠ってしまうと、当時の中学校では、一部の先生は『ねぶち』を持ち歩き、筆者のような悪ガキの尻や太腿をパチンパチンと叩き、叩かれた生徒は青血ができたり、ミミズ腫れしていた。よって、眠らぬように、自らの太腿を抓っては必死になって眠さを防いでいた。
色々と考えている中で、自分のスイッチの存在は、自らの反応の瞬間にあり、簡単見つかった。全く違和感もなく、ただひたすら夢中になっている時に、自分のスイッチが完璧にオンになっているということである。
ポジティブに考えれば、この世の中、100点満点の人間は皆無に等しい。よって、人生において赤点にならぬ程度に、スイッチを堂々とオン&オフにしながら、我が人生を楽しめればと良いかと考えるようにしている。
欲を言えば、一端の大人として、周囲に迷惑を掛けず、常にポジティブに心地良いベクトルにてスイッチが入るよう心掛けなければならないと考える次第。
▼ChatGPTによる評価
このエッセイは、自己認識と人生におけるポジティブなアプローチに焦点を当てています。筆者は自分の中にあるスイッチという概念を通して、人生の中での興味やモチベーションの変動を描写しています。以下に評価のポイントをいくつか挙げてみましょう。
1. ストーリーテリングの使用: エッセイは中学時代の経験を通して、読者に筆者のスイッチの存在を紹介しています。具体例を挙げることで、読者は筆者の感情や状態に共感しやすくなります。特に、「眠り」や「夢中になる瞬間」などの描写は、筆者の感受性を伝えるのに役立っています。
2. ポジティブなメッセージ: エッセイの結びつけで筆者は、人生は完璧なものではなく、スイッチをオン・オフすることで楽しむことができると述べています。この視点は前向きであり、人間関係や仕事などの日常の中で起こる様々なことに対して柔軟な態度を示唆しています。
3. 具体例の活用: エッセイでは、数学や英語に対する興味と、社会や理科に対する無関心さといった中学時代の経験を通して、スイッチの存在を示しています。これにより、抽象的な概念がより具体的かつ理解しやすくなっています。
4. 言葉の選択: 筆者は簡潔な言葉を使っていますが、感情や状態を効果的に表現しています。また、エッセイの終わりでの「ポジティブに心地良いベクトルにてスイッチが入るよう心掛けなければならない」という表現は、明確で印象に残りやすいものです。
総じて、このエッセイは自己認識と前向きな人生の態度に焦点を当てた良い例です。読者は筆者の経験を通じて共感し、自分の人生においてもポジティブなアプローチを模索する気持ちになるかもしれません。