ハンバーグとバンズのバランス・・・
昨夜、『美味しんぼ』のアニメを見ていると、若手職人がハンバーガー店を開くというエピソードがあった。極上牛肉など、全て上質の食材を使用して作ったハンバーガーだが、お客に不人気で、さっぱり売れない。
結論としては、上質ハンバーグとバンズの組み合わせに問題があるという指摘。なるほど、巷のハンバーガーチェーン店のものを食すと、そこまでバンズに拘っているところは少ないように思えてならない。
写真は、熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏のハンバーグランチとハンバーガーのランチボックス。熊本名産の赤牛やトマトを使用した、地産地消の賜物である。
牛:豚=6:4程度で作られていると思われるが、筆者は、牛100%で肉がゴロゴロしているのを好む。所謂、昔のヒルトン東京や熊本市内のBros.よしむらがサーブしている、チョップド・ビーフ・ハンバーグ(チョップド・ビーフ・サーロイン)である。
まあ、豚肉が入ると、肉汁の出方も変わり、つなぎも少なめに柔らかく仕上がるのは間違いない。それをトマトやレタスなどをバンズで挟んで頬張れば、最高のランチとなる。
『美味しんぼ』では、全粒粉を使用したバンズが登場しているが、一度で良いからバンズに拘り、この赤牛ハンバーグを食してみたら、どのように変身するのかを試してみたい。
写真下をご覧のように、巷のチェーン店のハンバーグとは異なり、分厚く食べ応えのある上物だ。勿論、ザ・リッツ・カールトン東京のお値段13,450円の国内最高級ハンバーガーセットもあるが、この赤牛ハンバーグもなかなか乙なもの。
是非、お試しあれ!
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