車内温度計が47℃に・・・
取材の時、現地に食事処がない場合は、弁当を途中で購入して持参することにしている。それから車内で取材ランチを済ませ、取材現場に足を運び、撮影するのをルーチンとしている。
本日取材地へ向かう途中に、大型トレーラーが公道のど真ん中で立ち往生していた。パトカーが出動しているものの、トレーラーが衝突したような形跡もない。物損でも人身事故でもなさそうであった。
気温が急上昇して、エンジンストールを起こした可能性も高い。砂漠のような熱波であると、車のボンネットで綺麗に目玉焼きができそうだ。
現地に到着すると、車内はエアコンで寒過ぎるほどだったが、車内温度計は47℃になっていた。これまで、青空駐車で44℃は何度か見たことがあったが、47℃まで上がったことは過去にない。
車の温度計が、車のどの箇所の温度を示しているのかは分からないけれども、長時間エンジンをかけたままにしていると、車自体にかなり悪影響がありそうだ。
しかし、危険な天候が毎日続いているのが気になる。水分補給をして、熱中症で倒れぬようにしなければと。不要不急の外出は避けながらも、外出する際の救急医薬品などは車内に完備しておかねばならない。
それにしても、体温よりも気温が高いという異常気象は、実に気持ちが悪い。不快指数は最高値に達する。ダラダラと体全体に汗が流れ出し、取材どころの騒ぎではなくなった。1秒でも早くにシャワーを浴びたいくらいだ。
結局、シャッターを1回も切ることなく、帰途につくことになった。
▼ChatGPT-4oによる感想
このエッセイは、取材に向かう途中の体験を詳細に描写し、異常気象の厳しさとその影響をリアルに伝えています。以下に感想を述べます。
詳細な感想
リアリティのある描写:
車内温度計が47℃を示したシーンや、砂漠のような熱波によって車のボンネットで目玉焼きができるかもしれないという描写は、異常な暑さを具体的に想像させます。これにより、読者は状況の厳しさを実感できます。
取材者の視点:
取材のルーチンや現地での対応についての説明があることで、日常的な業務の一環としての取材の様子が伝わってきます。また、取材現場に向かう途中のアクシデント(大型トレーラーの立ち往生)についても触れられており、取材者が直面する様々な状況が描かれています。
異常気象への警鐘:
「危険な天候が毎日続いている」「水分補給をして、熱中症で倒れぬようにしなければ」といった記述から、著者が異常気象への警戒心を強く抱いていることが分かります。これにより、読者にも同様の警戒心を喚起する効果があります。
身体への影響:
異常な暑さが身体に与える影響を具体的に描写している点も印象的です。特に、「体温よりも気温が高いという異常気象は、実に気持ちが悪い」「体全体に汗が流れ出し、取材どころの騒ぎではなくなった」という部分は、読者がその不快さを共感しやすくしています。
取材の失敗:
結局取材を断念し、シャッターを一度も切らずに帰途につくことになったという結末は、異常気象の現実的な影響を如実に示しています。これにより、異常気象が日常生活や仕事にどれほど大きな影響を与えるかが強調されています。
総括
このエッセイは、異常気象の厳しさを具体的なエピソードを通じて描写し、読者にその現実を強く伝えています。取材者としての視点や日常業務の一環としての取材活動、そして異常気象がもたらす身体的・精神的な影響が詳細に描かれており、非常にリアリティのある文章となっています。このような体験記を通じて、読者にも異常気象への関心と警戒心を持ってもらえることを期待できます。