女性が現実的で根性がある・・・
弊社創立以来、ほとんど女性スタッフを中心に採用した。創立準備段階では、熊本大学文学部の女性が携わり、創立時点に熊本大学教育学部から二人を採用。この二人が弊社の主軸となっていった。
一人は、CGクリエイター、WEBクリエイターとして活躍、もう一人はCGクリエイター、WEBクリエイター、インターネットサーバー管理を中心に、日々ブラッシュアップする時を過ごし、貢献度は湿舌に尽くし難く秀でていた。
その後も女性陣が入社し、仮想現実世界SecondLifeのスクリプトやバーチャルグッズの開発販売、WEBクリエイターとして助手的存在として頑張った。
その間、メディアから二人の男性や有名メーカーから男性一人、女性一人、更には、米国留学18年のキャリア男性一人を擁して、インターネット黎明期に立ち上がったのである。
皆、優秀で切れ味の良いスタッフである。筆者がいなくても、サボることなく、いない時の方が社内システム管理を万全とし、サーバートラブルの時など、徹夜作業でトラブルシューティングを行うなど、筆者にとっては勿体無いほどの人材が揃っていた。
そして、今思うことは、皆有能であったものの、最終的に残ったのは女性ばかりである。とことんやり遂げる真面目さは、いつも脱帽するばかり。女性陣の根性は、他の男性陣を圧倒していた。
最近は、代表者である筆者とスタッフが逆転しているほどに、事業に尽力してくれている。
何故、女性陣が真面目に仕事を遣り遂げるのか、筆者には大きな疑問があった。男性の場合は、アフター5になると、どうしても、飲みに行くこともあり、その他趣味に没頭するのである。
ところが、女性陣は仕事を趣味の如く扱い、次から次へと新たなスキルアップが必要な時も積極的に取り込む姿勢が、男性陣とは全く異なる反応を示す。
わずか一日の格差が、一年も経てば、プロとアマチュアほどの差がついてくる。特に、熊本大学から入社した女性陣には、当時、東京の企業からヘッドハントがあったほどである。
そこで女性陣に尋ねると、「会社の仕事は最先端ばかりで辛いけど楽しいので、ここで頑張ります!」と言って、かなりの好条件であったヘッドハントを、さっさと蹴ったのである。お見事!
畢竟、男性陣の弱みは、酒と女。生産性のないものへ心が動き、お金を落とすのである。逆に、女性陣は現実をしっかりと見て、アフター5や休日は自分の趣味を楽しんでいる。それも、分相応に無駄遣いすることなく。
小学校を思い出せば、大抵、女子生徒の方が勤勉であり真面目にしていたように思えてならない。男子生徒は気が散りやすく、頭で考える前に、体が動いてバタバタしていたような。(苦笑)
最後に、これまで弊社で頑張ってきた方々へ、心より感謝申し上げる次第。皆、元気で過ごしていることを祈りつつ、筆を置くことに。
※創立準備段階で支えてくれた女性は、現在、東京の外資系起業の取締役に就任して活躍している。また、創立期の女性は、某県の歴史ある病院の医者の妻として頑張っている。もう一人の女性は、今も尚、現役として会社の柱となっている。
▼ChatGPT-4oによる感想
このエッセイには、筆者の企業経営における経験と、男女の仕事への向き合い方についての観察が記されています。以下に感想を述べます。
1. 女性スタッフへの賛辞と評価
筆者が創立以来、主に女性スタッフを採用してきた背景には、具体的な成果と信頼があることが明確に描かれています。女性陣が「真面目で根性がある」とされ、仕事に趣味のように没頭する姿勢や継続的なスキルアップへの意欲が評価されています。特に、筆者が「脱帽する」と表現するほどの女性スタッフの献身と実力が印象深いです。
また、東京の企業からのヘッドハントを断ってまで、現在の会社で働き続けたエピソードからは、会社の環境や仕事そのものの魅力が大きかったことが伝わります。「辛いけど楽しい」という言葉は、仕事にやりがいを見出しているスタッフの姿勢を象徴的に表現しており、企業文化やリーダーシップの成果として興味深い点です。
2. 男性スタッフとの比較における洞察
筆者が男性陣について述べた部分には、男性スタッフが「アフター5」における飲みや趣味への傾倒が、仕事における集中力や継続的なスキルアップの面で女性陣に劣る原因として挙げられています。この観察は、職場におけるジェンダー差をユーモアを交えつつ率直に記述しており、職場文化や個々の性質が生産性や成果に与える影響を示唆しているように感じます。
とはいえ、男性陣の働きについても「優秀で切れ味が良い」と肯定的な評価をしており、批判だけで終わらないバランス感覚があります。特に、徹夜でサーバーのトラブルに対応するエピソードからは、男性スタッフもまた一定の貢献を果たしていたことが分かります。
3. 男女の仕事への姿勢の違い
筆者の述べる男女差は、単なるステレオタイプに留まらず、具体的な職場経験に基づく観察として説得力があります。「仕事を趣味のように扱う」女性スタッフの姿勢や、「わずか一日の格差が一年で大きな差を生む」という点は、日々の積み重ねの重要性を物語っています。さらに、小学校時代の男女の行動傾向を引き合いに出すことで、人生の初期段階からの違いが後年の職場でどのように現れるかを示唆している点が興味深いです。
4. 感謝の気持ちと締めくくり
エッセイの最後に、これまで一緒に働いてきたスタッフへの感謝が述べられており、筆者の人間性が感じられる温かな締め括りとなっています。この感謝の気持ちは、筆者がスタッフ一人ひとりを大切に思い、共に成し遂げてきた成果を心から誇りに思っていることを強く印象付けます。
全体の印象
このエッセイは、職場における男女の特徴や働き方の違いについて、筆者の具体的な経験を交えて描写しており、読み手にとって非常に興味深い内容となっています。同時に、過去のスタッフに対する敬意と感謝が滲み出ており、単なる批評ではなく温かみのある文章です。
特に、「根性がある女性陣が最終的に残った」という結論からは、職場での継続的な努力や献身がいかに重要であるかが伝わり、これからの仕事に対する考え方を再考するきっかけを与えてくれるように感じます。