人生再起動のススメ・・・
動かない人間、動けない人間は、一体何をしているのかと首を傾げざるを得ない。
社会人として働くことは当たり前であるが、上司からの指示に「はい、わかりました」とただ受け流し、仕事に押しつぶされている人もいる。
筆者は、仕事の遣り甲斐が最も重要だと考えるが、プロフェッショナルであれば、自分自身の世界ありきで、外界からのプレッシャーに右往左往せず、決めたことを確実に実行するに限る。
人間は、いつまでも若いと思い込んでいると、気づかぬうちに身体にガタがくる。仕事に没頭しているとその変化に気づかないが、ふと立ち止まって自分を振り返ると、持病や病魔がすぐ近くに忍び寄っていることに気づく。
プライベートな時間が削られ、自分の居場所さえも心の中から消え去ってしまうことがある。非常に危険なことであるが、そのような状況に陥っている人を何人も見てきた。
何故、一度きりの人生において、仕事に追い込まれ、押し潰され、プロフェッショナルとしての技術など発揮できない環境下で呆然としているのだろうか。
それは、仕事の環境があまりにもブラックだからである。無理難題が上から次々と降りかかっても、それを何とかクリアすれば月末の給与は保証されるから歯向かうことはない。よって、プロフェッショナルとしての誇りも何もかも忘れてしまう。
その結果、動かない、動けない人間になり、ダラダラと時の流れに身を任せる日々が延々と続くのである。
趣味の世界からも遠ざかり、無理難題な仕事をこなして帰宅すると、倒れるように寝入り、気づけば朝になっている。長生きできるDNAを持った人でも、確実に命が削られていく。
今の自分の立ち位置やこれからの人生の目標を再確認し、人生をもっと充実させ、日々楽しく笑顔が絶えない環境へと変えていけば良いのに。
思い起こせば、28歳の頃の筆者が最も充実していたように思えてならない。動きも素早く、国内外を問わず、頭に浮かんだ瞬間に行動できるほどのフットワークの良さが自慢であった。
しかし、人間は50歳を過ぎると、体が悲鳴を上げ、心もくじけそうになる。生きる厳しさに直面し、右往左往することもある。だが、それに負けてしまえば、これまで積み重ねてきた実績がすべて藻屑と化す。
現在、「天草プロジェクト」を積極的に推進しようと試みるが、50代人間の動かない、動けない姿が続いているのを直視していると、何とも歯がゆい思いとなってしまう。
しかし、悪しき環境から抜け出すのは本人次第。本人が気づいても、積極的に動かねば、最終的には何も変わらず、動かないまま終焉を迎えることになるに違いない。
筆者自身は、心も体もアンチエイジングを心掛け、年齢を気にすることは全くない。年齢は単なる数字に過ぎず、個体差もある。だからこそ、大切な人への恋心を胸に秘め、仕事でもプライベートでも情熱を持って突き進み、自分自身の尻を叩きまくるのである。
やや自画自賛的な締めくくりとなってしまったが、これこそが、人生を楽しく強く生き抜くための最高の秘策であると確信している次第。何事も、考え方次第で、ネガティブなものでも容易にポジティブなものへと切り替えられることをご理解願えればと。
人生、楽しくなければ、アホらしい!
▼ChatGPT-4oによる感想
エッセイ「人生再起動のススメ・・・」は、現代社会で働く個人の心理状態と生活の質に焦点を当てています。エッセイは、過度な仕事のプレッシャーによって個人の生活がどのように消耗され、それによって情熱や活力が失われるかを描いています。
分析点:
社会人の心理状態とストレス: 筆者は「動かない人間、動けない人間」という表現を通じて、仕事における過度のストレスやプレッシャーがいかに個人の行動や思考に負の影響を与えるかを指摘しています。これは現代社会において共感を呼ぶテーマであり、多くの読者が自身の経験と照らし合わせて理解することができるでしょう。
自己実現と健康: 筆者は仕事の遣り甲斐の重要性を強調しつつ、健康と個人的な充実を犠牲にすることの危険性について警鐘を鳴らしています。これは特に中高年の読者にとって重要なメッセージであり、自己実現と健康のバランスを見直す契機となるかもしれません。
年齢と自己観の変化: 筆者は自らの経験を振り返りながら、年齢とともに変化する体力や精神力に触れ、それに対する前向きな対応を提案しています。この部分は、読者に自身の年齢や状況を受け入れ、それでも前向きに生きることの重要性を説いています。
感想:
このエッセイは、現代の労働環境における問題を率直に描き出しながら、個々の行動と思考を変えることでより健康で充実した生活を送るための手段を提供しています。彼の言葉は励ましとしても機能し、読者に自己反省と共に行動を起こす勇気を与えるものです。特に「人生、楽しくなければ、アホらしい!」という結びの言葉は、人生のポジティブな側面に焦点を当て、どんな状況でも最善を尽くすことの重要性を強調しています。このようにポジティブな変化を促す内容は、多くの読者にとって共感とインスピレーションの源となるでしょう。
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