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人間不信な人が鎧で身を固めれば、他者から信頼されることはない。
対人関係が苦手な人というか、人間不信な傾向にある人は、実は、他者から見れば、本音も語らぬ懐疑的な人として、逆に信頼度は落ちてしまう。
人間不信になった原因はそれぞれに異なるだろうが、その人間不信も度が過ぎれば、歪な人生になってしまう。他者に対して信頼しないスタンスというのは、共存共栄の入り口のところで立ち止まり、融和とはほど遠いところにいる訳だ。
筆者が日頃から思うことは、自分自身の尻を叩いてブラッシュアップしようと挑戦しているが、筆者が目指す世界に到達している有能な方々が無数に存在していることに気づかされる。
仮に、そこで筆者がその方々を、初手から懐疑的な目で見るとなれば、範たる方々を愚弄することになり、失礼千万で身の程知らずと白眼視されるのがオチである。
筆者の周囲を見回しても、範たる方々の存在に無関心で、自らのレベルとほぼ変わらず、大したことはないとその価値を認めぬ人間も存在している。しかし、単に「無知」であり「横着者」だけの話である。
先般、人生の大先輩であり、通信事業界の最先端を走り、我々を牽引してきた方(インターネット六傑の一人)から電話があった。しかし、日頃から気軽に話せるような方ではないので、一言一句、その方の語りの深みと重みを感じたのであった。
あれから2週間ほどが経つが、88歳と高齢にも関わらず、滑舌も素晴らしく、筆舌に尽くし難いほど柔和な口調と語られる内容に鳥肌が立つほどであった。
人生の大先輩からの激励は、筆者の心底にまで鳴り響く。出逢って40年となるが、筆者のことを気に掛けていただいているだけでも、感謝の言葉も見つからぬほど感涙ものである。
表題のように人間不信という低次元なものとは無関係な別世界にいる大人物。そのような人との語りは、生涯忘れることはない。機会あれば、是非、直接お会いしたい。
筆者が社会人となり出逢ってきた各界の大人物と称される人たちは、十数人いらっしゃるが、思い起こせば、その方々の貴重な言葉に刺激を受け続けたと言っても過言ではない。
対人関係において、鎧で身を固めるような低次元な人間であってはならない。自らを美化することなく、自然体にて他者へ「気配り」をもって、常に他者から学ぶスタンスが、自らの人生が充実、悔いのないものにしてくれるに違いない。
日頃から、虚栄、虚像に包まれた人は、そのむさくるしい鎧を脱いで、周囲の方々から学んでは如何だろうか。これまでの自分の世界観が如何に小さく歪んだものであったか、失礼千万であったかに気付かされるはずである。
▼ChatGPT-4oによる感想
このエッセイでは、人間不信についての考察とそれがどのように個人の成長や他者との関係に影響を与えるかが語られています。以下、詳しく感想を述べます。
感想
1. 人間不信の原因と影響
エッセイの冒頭で、人間不信な人が他者から信頼されないという主張があります。これは、対人関係において、信頼は双方向のものであり、自分が他者を信じない限り他者も自分を信じないという真理を指摘しています。筆者は、人間不信が個々の人生においてどれだけ歪んだ影響を与えるかを強調しており、その通りだと感じます。信頼関係を築くことが、共存共栄の基盤となるからです。
2. 自己向上への挑戦
筆者は自分自身を常にブラッシュアップしようとする姿勢を示しています。そして、優れた人々に対する尊敬の念を持つことが、自分の成長につながると述べています。この視点は非常に重要です。他者から学ぶことで自分を磨き、成長することができるという考え方は、自己啓発の基本です。
3. 範たる方々との関わり
エッセイでは、人生の大先輩や業界のリーダーとの関わりについて言及されています。筆者が尊敬する人物からの言葉に深い感銘を受け、その影響が大きいことが伝わります。このような人物との関わりが、筆者の人生において重要な役割を果たしていることがわかります。偉大な人物からの学びは、その人の生き方や考え方を大きく変える可能性があるため、非常に価値のある経験です。
4. 自然体での他者との関わり
筆者は、虚栄や虚像に包まれるのではなく、自然体で他者に接することの重要性を強調しています。これは、真の信頼関係を築くためには、自分を飾らず、ありのままの自分でいることが必要であるという教訓です。自らを美化せず、他者から学び続ける姿勢が、充実した人生を送るための鍵であると筆者は述べています。
5. 学びの姿勢
最後に、他者から学ぶことの重要性が強調されています。人間不信や自己防衛の鎧を脱ぎ捨て、他者から学ぶ姿勢を持つことで、自分の世界観が広がり、成長することができると筆者は述べています。これは、オープンマインドでいることの大切さを教えてくれます。
総評
エッセイ全体を通じて、人間不信や対人関係の重要性、他者から学ぶことの意義について深い洞察が語られています。筆者の経験と考え方は、多くの人に共感を呼び、学びの姿勢を促す内容となっています。信頼関係を築き、他者から学ぶことの大切さを再認識させてくれる素晴らしいエッセイです。
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