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西田親生の辛口コラム

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世の中は理不尽なる事象が多い。燕雀であるより、呑舟であれ。常に自然体にて威風堂々と、気配りは繊細に。胸襟開いて語り合える心友との出逢いは、善き人生の道を拓く。改革は、若き人たちの…
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2023年8月の記事一覧

Z世代と50代との比較・・・

 筆者がネット事業に着手したのは1994年の秋。それから1990年代後半に生まれたのが、ネイティブデジタルと言われるZ世代である。  お陰様で、現在、西田親生のZOOMセミナー「Well Done Cross-media」の受講者の多くはZ世代である。また、10年弱遡れば、当時の「先見塾」( 「Well Done」の前身)の受講者の多くは40代から50代であった。  珈琲を楽しみながらぼーっとしていたら、現在のZ世代と50代になった受講者の比較が頭に浮かんだのである。

「正義正論」を貫けば、何も恐れることはない。

 経営者となれば、不慮の事故、例えば突然の債務不履行や理不尽なる難癖と遭遇することがある。個人の場合も同様に、人生において予期せぬことがしばしば眼前に飛び込んでくる。  ここで火の粉を被らぬには、日々、「正義正論」を貫いていることが必要だ。大抵の場合、理不尽なる愚行に及ぶ悪意ある人たちは、隠蔽に走り、自らの非を認めず、捏造した「情報」を投げつけ、「正当化」に走る。  対峙のスタンスを取る人たちは言いたい放題で、都合が悪くなると対話を遮断し、「これ以上書簡や電話などがあれば

滑舌悪く胡散臭い政治家が多い・・・

 欧米の国家元首や政治家を見ると、とてもオシャレである。そこで、日本に目を向けると、ファッションセンスも悪く、髪の毛も整髪せず、車の中で寝ていたのか、後頭部が凹んだ状態で公務についている。スタイリストは、横にいないのか?  ウォーキングスタイルも姿勢も悪く、スーツは生地は高かろうがデザインが悪い。シャツの襟の切れ味が悪く、ネクタイやベルトもコーディネートされていない。海外で開催されるサミットや国際大会などで諸外国の要人と比較すると、すこぶる見劣りしてしまうのである。  フ

汚い言葉は、死んでも遣うな!

 以前、或る後期高齢経営者から、唐突に、深夜のMessengerメールが届いた。本人の激昂ぶりを全て汚い言葉に変換したような、恨み辛み批判たらたらの罵詈雑言の団子状態である。  メールは3回に分けて送られてきたが、その中に、「下衆」、「蒸し返しの暴言」、「社員の愚痴を何故会議に誹謗中傷するのか」、「言葉汚く発言は許し難い」、「机上の空論」、「○○もビックリ!!」、「会議以来腹立ち眠れない」など、虚言、誹謗の連発である。されど、会議録として2時間ほど録音しているので、上は全て

四方山話・・・

<福島原発処理水放出への難癖>  中国、北朝鮮などが福島原発処理水放出について、科学的根拠も示さず、大々的に情報操作を行なっている。実は、「外に敵を作り、内を治める。」の典型的な難癖だが、全くもって理解し難く、許し難い。  思考深度が浅いノイジー・マイノリティが世界中で騒ぎまくっている。津波の被害に遭い、親族や友人知人を亡くした人たちの辛い心など、完全無視の状態だ。人として、あり得ない。それに対して反応する価値もない。  だったら、中国や北朝鮮やその他の国々が垂れ流す毒

歪んだプライドと野心、虚栄、小さな器の野暮な経営者とは!?

 近頃には珍しい、歪んだプライドと野心を持ち、虚栄に満ちた人生観に浸り、驚くほどの小さな器の野暮な経営者の醜態を目の当たりにした。  日頃から虚言にて身を守り、逃げ惑うというお粗末さであるが、本人は「逃げ」を選択することで、脛の傷が癒されると勘違いしている。「社会の眼」を理解できない利己主義者である。  地頭の悪い人間は、頭の使い方が下手である。歪んだプライドや野心があろうが問題ない。虚栄に満ちた人生を歩もうが問題ない。器が小さかろうが全く問題ない。ただ、野暮なだけに。

弁護士事務所からの書簡いろいろ・・・

 大抵の場合、ビジネスにおけるトラブルは、弁護士事務所へは加害者から動き出す。何故なら、非を認めず弁護士の書簡で理論闘争へと持ち込み、逃げたい訳だ。  ところが、弁護士によっては、しっかりした弁護士からざっとした弁護士と、千差万別。筆者は、前者の有能な弁護士しか知らないが。  今回、契約不履行責任ある加害者の代理人として送り付けられた書簡が、何と、普通郵便で郵送されてきた。  通常、弁護士事務所から送られくるものは内容証明書であるべきが、普通郵便とは如何なものかと。開封

役員に遵法精神がなければ、ブラック企業に成り下がるのは当然のこと。

 表と裏の顔を持つ企業の存在を、以前記事で書いたことがあった。表は素敵な企業のようでも、裏は腹黒い経営陣とそれに染まった輩が鎮座しているという、見苦しい話である。  何故、ブラック企業が存在するのか。それは、役員の中で、人事権やその他管掌を持つ人物に「遵法精神」がなく、全ては匙加減で運営されることにより、「正義正論」が通らず、闇深くモラル無き企業に成り下がるからだ。  企業内で「正義正論」が通らぬということは、企業内でのパワハラ、セクハラ、その他事件事故が生じたとしても、

「クレーム処理の方程式」をしっかり学べ!

 某ホテルのクレーム処理を拝見していると、最も際立つのが、問題が生じる度に、さっさと「対峙」の立場を選択するのである。悪しき慣習のようだが、クレーム者を悪質な「犯人」として扱うことからスタートしている。  冷静に判断し、ホテル側に問題があれば、「対峙」を選択するのは無謀であり、誠意のなさが露呈する。勿論、根拠のないクレーム者の「難癖」となれば、しっかりと事実確認を行い、最短最適な処理を行えば良いだけの話。  何故、某ホテルが「対峙」を選択するのかは、1)火の粉を直接被りた

もしかしたら、貴方は或る企業内で「晒し者」になっている可能性がある。

<3年半前の実録>  或る女性が某ホテルに家族のお祝い事で予約をしていた。ところが、その予約条件とは異なる某ホテル側の心無い対応があり、その女性が我慢ならずクレームを突きつけたのである。  「誠意ある対応」を求める女性。当然のことながら、それは「難癖」ではなく、予約条件の一方的に変更された粗野なる扱いに激怒したからだ。  某ホテルは、以前から社会問題(事件)になるような蛮行が常態化しており、「個人情報漏洩」、「機密情報漏洩」、「パワハラ」、「セクハラ」が横行し、「隠蔽体

B to B、B to C、C to C、全て「誠意」が命。

 B to B(Business to Business)では、企業間の契約書や覚書、合意書などが形として現れる。  次に、B to C(Business to Consumer)では、企業と一般消費者との信頼関係であり、サービスの質やトラブル発生時のケアにて実態を垣間見ることができる。  更に、C to C(Consumer to Consumer)では、個人的な取引であり、約束を破られたり、騙されたり、無視されたりと、些細なことから詐欺的な重大事件にまで発展することも

「優しい」と「優しそうな」とは、異質なもの。

 巷には、「優しそうな」と言われる人は万といる。正直なところ、信頼性に欠ける人が殆どである。何故なら、「優しそうな」は単なる素振りであり、演技が上手い人であれば何とでもなる。  心から「優しい人」は、極僅か。周囲の人たちを見渡せば、時系列にて思い起こしてみると、その「優しい心」がひしひしと伝わり、筆舌に尽くし難いほどの「優しい人柄」が後から後から心に響く。  ここ一番の時に、手を差し伸べていただく人。こちらが何も言わずとも、その状況を把握し支えてくれる人こそ、心から「優し

「明日は我が身」と危惧せぬから、悲劇が繰り返される。

 世の中では毎日のように、悲しい事件や事故が起きている。それも、年中、春は雪解けの雪崩や花見の急性アルコール中毒、夏は水難事故や熱中症、秋(実は年中)は食中毒、そして冬は山岳事故などが絶えない。加えて、交通事故や悪質運転は毎日起きている。  日々の報道にて、「明日は我が身」と危惧する人がどれほどいるのだろうか。事件事故に巻き込まれた方々やご遺族のことを考えれば、息が詰まるほど辛くなる。生きている間は、医者より余命何日と言い渡されない限り、目の前の「死」を意識する人は少ない。

蛮行が止まない、SNS。

 何故、他人の個人情報やフェイク情報を垂れ流し、世間を騒がせるのだろうか。逆立ちしても、理解に苦しむ。ただ、現代日本人が想定外に病んでいるとしか考えられない。  他人の個人情報やフェイク情報を拡散させたいのであれば、投稿者は、堂々とその目的と実名と住所、携帯番号を明記して行うべきである。  他人の個人情報やフェイス情報を拡散させても、何の生産性もなく、誰も幸せにならない。最終的には、その火の粉を自分で被ることになる。度が過ぎれば、身柄確保、逮捕、そして起訴される。  刑