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西田親生の辛口コラム

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世の中は理不尽なる事象が多い。燕雀であるより、呑舟であれ。常に自然体にて威風堂々と、気配りは繊細に。胸襟開いて語り合える心友との出逢いは、善き人生の道を拓く。改革は、若き人たちの…
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2023年2月の記事一覧

「回転寿司テロ」が、熊本で!?・・・「いたずら=犯罪」であることが判らぬ民度の低さ。

 報道される名称が軽薄過ぎる点を以前記事にて指摘したことがあるが、「いじめ」、「まんびき」、そして「いたずら」という名称で報道されると、明らかに「犯罪」であるにも関わらず、そう感じなくなってしまう。  それらの「愚行」の場合、犯人やその仲間たちが謝罪すれば事足りると考えているのであれば、大間違い。貴方たちの「愚行」は全て「犯罪」である訳だ。その「犯罪」を、軽い名称のトーンだけで舐めていると、いつの日か、社会的制裁の鉄拳が振り下ろされることになる。謝って済むとなれば、警察、検

何事も、「ASAP」。・・・思い立ったが吉日!

 事業を成功している人の多くは、「行動力」が違う。緻密な計画を練って行動する人もいれば、後先考えずに行動する人もいる。人それぞれで面白い。  筆者の半生において事業を成功してきた人を思い起こせば、その「行動力」は半端ではない。気づけば、ワープしたかのように「瞬間移動」している。それも、国内外などお構いなし。  1日同じ24時間を過ごしているにも関わらず、我々一般人と異なるのは、1日8時間、8時間、そして8時間を24時間としているのではなく、3日分ほどの時間を詰め込んでいる

「ホウレンソウ」が手緩い人物は、尻切れトンボを常としている!?

 サービス業におけるトラブルシューティングの鉄則は、現場で早期解決に努め、二度と同じトラブルを起こさぬことにある。  部下の失態は、部下本人の責任は勿論だが、その上司の責任でもある。その失態が余りにも酷ければ、チームリーダーはそのトラブルをチーム全体で共有し、完璧に尻拭いをしなければならない。  先日、某企業若手のとんでもない愚行に対して、そのチームリーダーが謝罪した。そこまでは良いが、非常識なる迷惑行為を、そのチーム全体へ共有せずに、幹部に対して、トラブル発生の「は」の

叱られるのは、理由がある。・・・何故、叱られたかのか判らぬまま通り過ぎるから、失態を繰り返す。

 勿論、自戒を込めての話だが、人は誰しも凡ミスをやったり失態にて赤恥をかいたりするものである。そこで上司や第三者から注意を受けて叱られることがる。ところが、何故叱られたのかの理由も判らず、会釈もせずに、その場を逃げ去る人間もいる。  これは、企業であれば、入社時の社員としての「心構え」を学んでいない証拠であるが、大事なことは、叱られた理由にある。喧しく言われて腹が立つと言うのならば、その人間はいつまで経っても進化はしない。  何故叱られたのかの理由をしっかりと聴き、二度と

トルコ・シリア大地震を目の当たりにして・・・ロシアのウクライナ侵略を連想してしまう。

 マグニチュード7.8、7.5と、熊本地震どころの話ではない。大地震により粉砕され瓦礫と化した建造物。砂塵が舞い散る、異様に乾いた空気感が伝わり、胸が痛くなる。  独裁者が善人ぶって被災地に足を運んだり、病院へ見舞いに行ったりと、態とらしい下手なパフォーマンスなど頂けない。演技性人格障害者のような挙動である。  天変地異も戦争も、皆、罪なき国民が犠牲者となり、独裁者たちはスーツとネクタイ姿で涼しい顔をしている。皆、皇帝に成りすまし、弱者を洗脳、搾取することに専念。私腹を肥

灯台下暗し・・・社内の「いじめ」や「恫喝」、「嫌がらせ」は、壁の裏側で行われている。

 社会人になると、職位を悪用した大人気ない「いじめ」や「恫喝」、「嫌がらせ」に遭遇することがある。それも、経営側の目と鼻の先、水面下で日々「蛮行」が繰り広げられている。(某ホテルは経営側の蛮行だった)  底意地悪い人物による「いじめ」や「恫喝」、「嫌がらせ」は、その人物の下らぬ目的達成のために、手を替え品を替え、経営側が察知できぬほどの「漣」(さざなみ)から始まり、徐々に時間を掛けて「津波」にまで増幅して行く。  例えば、自分が主役で他の同僚が気に食わぬという人物がいると

誹謗中傷、揶揄、嫌がらせが常態化すると、企業は根っこから腐ってくる。

 島国根性かどうか判らないが、企業によっては、立ち話ばかりでサボタージュしている社員も多い。仕事もせずに給金を貰おうなんて、厚顔無恥な話である。  立ち話は、ほとんどが人の噂。目の前では言わず、陰でこそこそと密談しながら、第三者の誹謗中傷や揶揄をこの上なく愛するボンクラ輩。暇で暇で堪らんのであろう。  自分自身の歪んだ思考回路や言動に対して自覚もなく、暇さえあれば、上司や同僚の噂話に花が咲く。どうでも良い話だが、これがルーチンワークとなっているのだから、おめでたい。  

信頼を築くのは並大抵ではないが、信頼を失墜するのはほんの一瞬。

 民官学、あらゆるところで「不正」が行われているのが実情である。「虚偽報告」であったり、「横領」、「袖の下」、「欺罔」であったり。更には、「隠蔽工作」であったり「悪質な罠」であったりと、枚挙に遑がない。  ただ、これまで築き上げてきた「信頼」というものは、上のような心の緩みにより、一瞬にして失墜してしまうことを自覚すべきである。  「嘘も方便」と甲高い声で正当化する人もいる。「曖昧な回答」にて、自らをグレーに染めてしまう人もいる。自らを神棚に上げ、他人を罵る人がいる。

クレーム処理では、先ず、クレーム内容分析と人分析。・・・頭から敵対視する田舎ホテル

 今まで、色んなクレーム処理を見てきたが、一番恥ずかしい話は、クレームが出ると、すぐさま、クレームを言ってきた相手を「敵対視」する地方ホテルが多いことである。  クレームが常態化している「難癖野郎」とばかしに、客との接点を打ち切り遮断し、「無視無反応」に徹する地方ホテルもある。また、逆に、クレームに対して「謝罪の形式」までをも指示する極上の「難癖野郎」もいるほどだ。どっちも、どっちであるが。  クレームと言っても、「善意のサジェッション」から「悪意の難癖」まで幅広い。よっ