熊本の神秘的で豊かな町「山都町」でテレワーク体験をしました! <その2>
世界の皆さん、こんにちは!
日本一縁起のいいカメラマン、野田ちか子です。
今回の記事は<その1>からの続きです。
山の都サテライトオフィス白糸を後にして、次に向かったのは株式会社マルクです。
東京から山都町に進出した企業で、ICT技術とノウハウを活かして地域課題の解決を通して地域を活性化する事業を展開しています。また、マーケティングやSNSの運用、ウェブサイトや紙媒体などの広告なども手がけています。
今日のイベントでは、代表取締役の小山さんに会社のことやテレワークについてお話する機会が設けられていました。
ホームページの山都町の写真がダイナミックでとんでもなくかっこいいのでぜひご覧下さい。
ご存じの方も多いと思いますが、通潤酒造は2016年の熊本地震の際、甚大な被害を受けました。
その頃株式会社マルクとご縁が繋がり、小山さんは山都町から東京へ戻る飛行機の中で熊本の町がいたる所ビニルハウスで覆われているのを見て衝撃を受けたそうです。
そして、ここで企業をして町の発展に貢献したいと思い山都町への進出を決意したそうです。
今では熊本県外から山都町へ拠点を移す企業の定住サポートもしていて、これまでに20社近く召致したそうです。
活動や志のスケールが大きい。
株式会社マルクの活動についてお聞きした後、通潤酒造のカフェ「寛政蔵」に場所を移して歓談タイムとなりました。
小山さんのお話で特に印象に残っているのは、「マルクでは社員に副業を推奨している」とのこと。
なぜかというと、副業することで経験の幅が広がり、副業やマルクの仕事でそれぞれインプット・アウトプットすることで互いに発展して良い影響があるからとのこと。
副業で得た経験やヒントが、マルクで新しい仕事が生み出されたケースが実際あったそうです。
「今は”経験格差”が広がっていると思う。ただ知識として知っていることと、経験して得たものは全然違う。社員には副業もして、経験値を上げてほしい」
小山さんの話はとてもスケールが大きいながらも地に足が着いていて、学生時代の時にお話を聞いておきたかった!と切実に思うくらい学びの深いお話でした。
最後に、山都町役場の方からいただいたパンフレットを紹介します。
山都町の特産品や有機農業、アウトドアの魅力発見本など、大和町の魅力がふんだんに入りばめられたパンフレットです。
右下の「Coworking Guidebook」は熊本県内のコワーキングスペースを紹介しています。
この中で一番刺さったのはこのパンフレット!
山都町の生態系の説明や、思わずドローンで撮影したくなるような写真集みたいなページもあるし、キャンプやアウトドアの紹介、登山ガイドの方の紹介など、情報量がすごいのです。
「山都町に来たらこんな体験ができるよ!」と体験を紹介しているのがいいなあと思いました。
これ以外にもローストチキンやミネストローネなど山都町の食材を使ったキャンプ飯の紹介もしています。
いやあ、ほんと綺麗でお洒落で情報量が凄い!!
もし見かけたらぜひ手に取って見てみて下さい。
アウトドアをする人必見ですよ!
今回は株式会社ON-doの中川さんにお誘いいただいて参加したのですが、中川さんも地域活性化において重要なキーパーソンであるし、参加した方々も皆個性的でアイデア豊富な方々でとても楽しいひと時を過ごさせていただきました。
道中のバスの中で、中川さんにマラソンの話(なんと100キロマラソンも経験済み)や地域活性化についてのお話も沢山聞けたので、ものすごく実り多い一日でした。
今度はドローンで棚田や滝や絶景を撮りに行きたいなあ。
山都町といえば、星も綺麗ですよね。
空撮したい場所が増えてとても満たされた日でした。
ご一緒してくださった方々ありがとうございました!