こども家庭メンタルサポーター養成講座
おおよそ3ヶ月にわたって、3人で作ってきた場が一旦終了しました。
ベテランの心理士さんだけれどこれからスクールカウンセラーになる方、学校や民間の相談施設で相談員をしている方が受講してくださいました。
私は、ここ数年のSCの仕事があまりにも多忙で
それは先生方や相談者の方から信頼を受けている嬉しさの一方で
この働き方をずっと続けていったら
「もう誰のお世話もしたくない!」と
プツンと切れてしまいそうな危うさも感じていました。
休憩時間もなく、残業もあり・・・教師の方の多忙には及ばないとしても、子どもの心や家庭の問題が多くなっているのは現場でひしひしと感じます。
子どもたちを救いたい思いと裏腹に
もう誰のお世話もしたくない!
そんな心の叫びはもしかしたら
教師の方々や、子育て中の母親が抱えている葛藤だったりするのかもしれない、そう思いました。
そして支援者も・・・
子どもを大切に思っていて一生懸命だからこそ
燃えついて倒れてしまう、そんなことは他人事ではないなと思いました。
「もう、一人じゃ何もできない!」
これは、私が疲れるとよく口にするセリフですが^^
だからこそ、本当に支援力のある人がたくさん増えたらいいな、私がそうなのかは分からないけれど、少なくともSCを始めた19年前よりはコツが分かってきたし、もう必要な知識はあまりないなという感覚があるので、講座にまとめてみようと思ったのです。
長年温めてきたものをテキストにしました。子どもと会うのが楽しみになったとか、不安だったのが心強くなった、テキストを宝物にしてくださった嬉しさ。お二人からの言葉が、私の宝物になりました。まさか泣いてしまうとは!思いが溢れました(感謝!)
最後に、伝えたいことはこんなことでした。
知識は大切。それがベースになるし、自信とお守りになるから。
でも心理学の知識は、最低限で大丈夫。
あとは、目の前の人が教えてくれる。
最後は楽しむこと(楽しめない日もあってOK)
遊ぶこと
自分と相手を信頼して
おもしろがること
これでオールオッケーかなぁと思います。それが身についたら、あとは自分の在り方を整えていたら、知識など捨てても大丈夫だということです。
支援をするということにおいては
自分の世話をしっかりしていること
自分の好きを大切にしていること
自分のN Oも大切にしていること
それは既に20代の頃に誰かのお世話をしすぎて鬱症状になってしまった経験があるので重々わかっているつもり。
でもやはり、目の前に相談者の方が座ると
理解したい、元気になってほしい
そんなふうに思うものです。
自分が元気でいること
自分ですベてを抱えないこと
ぜひみなさんも、元気でお過ごしくださいね。
そしてよかったら繋がってください。
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