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反抗期と冥王星!


反抗期というものについて考えてみます。

反抗期が子どもの健全な成長にとって欠かせない大切なものなのは分かりますが、お世話役の側からすると本当に大変です。
個人差はあると思いますが、体力も頭も使うし、感情も揺らぐし、心理的に追い詰められやすい…と言ったところでしょうか。

それにしても・・反抗期が持つパワーは圧倒されるものがあります。

そう、これは星でいうと、冥王星が表す「破壊」のパワーなのです。

冥王星が象徴するものは
・強制力
・支配的
・破壊と再生

です。脅威的なワードですよね。

そう、反抗期は「壊して壊して壊しまくる!」時期とも言えるのではないでしょうか。

何を壊すかといえば、(物もよく壊しちゃったりしますけど)、一番は親や大人たちとの絆ではないでしょうか

だから、例えば反抗している幼児・こどもたちが大人の言葉を話すとしたら…

子ども「こんなことしても私(僕)を可愛がれるっていうの!!」

子ども「本気の愛を見せてよ!!」

と言う感じかもしれません。
完全に大人が試されている…そんな時期かもしれません。

こちらの深い愛情を、心の底から欲している。
ヘラヘラと迎合したり、感情任せに怒ったりと、適当なものは見抜いている。。
親よ、大人よ、本物の愛って何かね?と突きつけられるような感じ・・・。

大人たちが身につけてきた無意味なプライドやら、自信のなさやら、痛いところを突きまくって、固まった思考回路なんかも完全に壊すまでぶつかって、それでも壊れない絆に安心して、ようやく子どもは次のステップへ行く勇気を得られるのでしょうね。

それだから、むずかしい。お世話役にとってはもはや修行の域です。

しかし、ここで子供の冥王星のエネルギーを、押さえ込んだとしても、先送りするだけなので……

抑え込めば押さえ込んだだけ、いずれ大爆発を起こす可能性があります。

しかも成長すればするほど、、それはエネルギーを溜めて…破壊力をあげていきます…。

なので暴力的な事件のニュースを見るたびに、
「あぁ、この人は小さい頃にエネルギーを押さえつけられてしまったのだな」と思うわけです。

というわけで、反抗期の対応は大変だけれども、こどものうちの反抗期は実は長い人生の中で一番、コストもリスクも低いのです。
「大人になってから爆発的されるよりマシだ…」そう唱えるのが賢明です。

・・・我が子の幼児期子育ての話になりますが、私はそれはもう右往左往してしいました。
感情的に怒ってしまうことも多々ありました。
余裕が持てず、可愛くおもえないこともありました。
でも、たぶん私が間違ってる…という感覚がありました。

自分なりに、あの手この手を対応してみました、がしかしそれでも我が子となかなか通じ合えず、、

こんなに自分はわが子に優しくなれないもんかと、自分に絶望しました。
ただ・・・今思えばその絶望が良かったように思います。

実は、私にとっても、冥王星の破壊の時期だったんですね。
その時に、精神的に落ちるところまで落ちたわけです。私は今、不幸であると、認めました。

自分が不幸であると分かったので、では絶対幸せになるぞと覚悟を決めて、自分自身と向き合い、再起しました。

それまで頭でっかちだった私を幼い子どもたちが破壊し、自己の再生をもたらしてくれたのです。

だから子どもが冥王星の時期に入ったら、
おそらく親人生の中で一番の踏ん張りどころ。子どもによっては30、40歳で反抗期がくることもあるでしょう。良い子で育った子は、まだ冥王星の爆発が済んでいないと考えて良いです。

ですがもしかしたら、考えようによっては、この時期は人生の花形かもしれませんね。

今になって思い返すと、一生懸命で、ぶつかりあって、泣きあって、運動部のような青春だったのかもしれません。

反抗期はドラマチックなのです。

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