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哲学カフェに参加して

先日、こちらに初めて参加してみました。↓

あるテーマについて、語り合う会。
私が参加した会はフリーテーマなので、
参加者の関心事を発表していき、その中から
話し合いながら決まるパターン。

話した内容は、参加者のプライバシーや
もろもろの観点から、closedな場でのお話なのでここでは伏せますが、

会を進行していく上でのルールについて
『いいな』とおもったので、
ここで記録します。

  • 『話す』『聞く』の役割がはっきりしている

 会場はひとつのテーブルを参加者が囲む形。
テーブルには飲み物、お菓子があり、好きなときにつまんで自由に食べたり飲んだり。

 テーブルの真ん中にひとつのぬいぐるみが。
地元民にはお馴染みのキャラクター。

そのぬいぐるみを持って発言することがルール。ぬいぐるみを持たない人は聞き役です。

これがとってもよかった。

会話をしていると、ついつい話が盛り上がって、次に話したいことが勢いよく口を衝くことも。
お互いに楽しい会話で終わることができればいいのですが、
勢いあまって、相手の話に被せてしまったり、挙げ句の果てに相手の話を聞かずに、『私はね…』と自分の話をしてしまったり。

私はこの現象を会話泥棒と言っていますが、

『ぬいぐるみを持った人が話す』というルールが頭に入ってると一呼吸置くことができ、

会話泥棒も防ぐこともできるうえに、

誹謗中傷、相手を傷つけること、否定することはもちろん禁止ですが、

自分とは違う意見を聞いて、反論した意見を言う場合、知らず知らずのうちに、傷つけるつもりはなくても相手が傷つくことも
なきにしもあらず。

一呼吸置いて、この言葉を発しても大丈夫か、もう一度自分に問いただすことできる。

また、何も持たないときは思う存分聞き役になれる。何か意見を言わなきゃいけないのかな?など余計な心配がないのも良い。

  • はじめましてでも深い話ができる

 以前こちらの記事で↓

人見知りはしないが、初対面から深い関係になる仲になるまでの間、
関係性がちょっと慣れてきた頃が少し気を使ってしまうと書いた。
(ぜひ読んでみてください。)

深い関係になれるかはさておき、意見や思いを出し合うので、
はじめましての方もいましたが、この『哲学カフェ』という場がないと、そこまで深いお話はできなかったのでは?

今回私の場合ははじめましての方も顔見知りの方もいらっしゃいましたが、
話しているうちに時間はあっという間に過ぎ、(むしろ『え?もう終わり?』ってなった)
とても有意義な時間を過ごすことができました。

これ、参加メンバーが違うとまた話す内容も雰囲気も違うだろうし、テーマが決まっている場合もまた楽しそうなので、
次回の開催も都合があえばぜひ参加してみたいです。



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