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ルポ「ふつう」という檻

話題はインクルーシブ教育についてである。
いわゆる「ふつう」の範疇に入らない子を、半ば強制的に戻す教育になりかねない危険を孕んでいる。

大切なのは、指導者の倫理観。声かけ、きっかけ作り、対応。特に思い通りにいかないときの対応は、非常に大切である。気持ちが入りすぎると、ベクトルは反対を向く。

そして、思わぬことから「孤立」を浮き彫りにし、
「ふつう」からの排除を助長してしまうのだ。

善意は時に悪魔を呼ぶ。
一生懸命やっているのに、、、。
絶対に俺がなんとかしてやらないと、、、。

忘れてはいけないことがある。
年齢、性別、健常かそうでないか。
それを取っ払ったとき、
個として対等だということだ。

だから、相手の意見や気持ちを尊重しなければならない。尊重を第一に考えることでもない。相手の立場で物事を考え、決定権を相手に与えることだ。

待ちの時間は子どもによって異なる。
心の眼を傾けてみることだ。
そこからインクルーシブ教育は始まる。

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