命あるもの

片手のない猿について知った。
罠か、事故か。
しかし、物凄い生命力である。
誰にも、猿の命を語る資格はない。

猿だけではない。
猪、熊。
人里に現れたくて、現れたのではなかろう。
危険、駆除の向こうに何かが透ける。

加害者と被害者が取ってかわる。
理論は実に便利だ。
しかも爪痕を残さない。

山へ無事に帰れるとよいが。
そんなことを考えた1日だった。





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