マガジンのカバー画像

とりあえず読んでみて

9
とりあえずおすすめです。読むと運気が上がります。
運営しているクリエイター

記事一覧

心の傷にもちゃんと、かさぶたはやって来るのだろうか?

むかし、今よりずっとおてんばだった私は、身体のあちこちに傷を作っていた。特に多かったのが…

ちいかま
4年前
451

涙はいつでも、メントスコーラ。

本を読む手が止まった。 「初めて、嬉しくて泣いた日のようなーーー」という文章から、前に進…

ちいかま
3年前
177

南イタリア、おばあちゃんのトッポギ

お肉を焼いている。 国産と書かれた牛肉をごま油で少し炒め、そこに玉ねぎやらタケノコやらを…

ちいかま
3年前
47

「若いねえ」は褒め言葉ですか?

今の職場はスタッフの大半を学生アルバイトが占めている。相対的に私は年長者だ。最年長ではな…

ちいかま
3年前
96

コートのポッケにある、小さな穴。

お気に入りのコートがある。絵本に出てくる画家さんが着ているような、Aラインのシルエットが…

ちいかま
3年前
158

どうしていつも、春に着ていく服が無いのだろう。

春はいつだって気まぐれに訪れる。 昨日はしとしとと静かに雨を降らせていたかと思えば、今日…

ちいかま
3年前
69

幸せが一秒でも続くよう、熱々のお湯を沸かす。

最近、嬉しいことがあった。 普段なら誰でもいいから伝えたくてTwitterに書き込んだり、あるいは仲のいい友人に1秒でも早く連絡するだろう。 その時も、いつものようにスマホを手に取った。 TwitterとLINE、どちらにも書いてしまおう。全世界に向けて発信しよう。みんな、聞いて、私きょう、こんなに素敵なことがあったよ! ーーー スマホのロックを解除しようとして、思い留まる。 いつもなら簡単に、親指一つでぽちぽちと(あるいは両手でカタカタと)全世界に発信していた個人

そんなに懐かしくない、中学2年で14歳だった日々。

主題歌がクリープハイプと聞いて、映画『14歳の栞』を観てきた。SNSでバズっていた広告も「観…

ちいかま
3年前
66

いつどこで、誰に会ってもいいように。

アカウントを変えたり、メディアを変えたりとしながらも、なんだかんだで長いこと文章を書いて…

ちいかま
3年前
56