才能を伸ばす
才能を伸ばしてあげて
って何度も言われてきた言葉だ
わたしには3人の子供がいて
3人ともピアノと空手と工作や絵が好きな子供だった
"お母さん才能を伸ばしてあげてください"
これは幾度となく言われてきた言葉で
それだけ
突飛したものが彼らにはあったという事だ
しかしながら、
才能を伸ばすという事は
一石一丁ではいかない
才能を伸ばし続けようとついやした13年間の
母としてのわたしを認めたくなるほど
わたしは子供の才能を伸ばし続けた
才能を伸ばすとは?
わたしなりの才能の伸ばし方
環境を与えること
挫折をする
諦めない
認める
比較検証する
環境
空手の場合、遠征、試合数を増やして
強い子たちの中に入って勝つまでやること
ビデオ撮影をし
比較検証し改善を繰り返す
大人の全日本大会を見に行く
ピアノ
コンクールに出て外部の先生と触れ合う
プロの演奏を聞く
絵と工作に関しては学年を追うごとに
薄れては行ってる
美術は謎にA評価
空手は全国大会優勝し結果を残した
ピアノはクラシックならとりあえず弾ける
音大目指すレベルには達しない
絵と工作はたまに表彰される
"才能を伸ばす"
とは、、、
単純に言えば
制限をかけない事だと思う
ピアノの先生に子供の才能を伸ばすために
数年前グランドピアノを家に置いてくださいと
言われた
金額の問題や、置き場所の問題から
グランドピアノは買えず、
たまにレンタルで借りに行って弾いていた
うちにあるのはアップライトの縦のピアノだから
それから数年後の今
ピアノがそこそこレベルで頭打ちしているのは
この時が分かれ道だったのかもしれないと
少しの後悔を残している
制限をかけるかどうか、
ほんとうにやりたいのかどうか
見極めはなかなか難しいし
"お母さん才能を伸ばしてあげてください"という言葉は、簡単に言ってくれるけど
そんな軽い言葉ではないようにおもう