嫌いな人
嫌いな人はいますか?
それはどんな人ですか?
それはなぜ嫌いなんですか?
嫌いな人
それは人生に付きまとうように出現する
嫌いだけどなぜかご縁がきれない人と言っていい
というか、
その人が嫌いというより
その人の行動や発言や、その人との関係性が嫌いなのだ
嫌いだけどご縁がきれない人との関係性
この関係性が変わり嫌いではなくなった人が過去には何人もいる
以前嫌いだった人は今の好きな人に変わっている
例えば
正義感が強く正しさを押し付ける
マウントをとるような事を言ってくる
人を自分基準で、あの家族はこういうタイプだからと
言ってきていて
その人がわたしは嫌いだった
それは
わたしの中の正義感、正しいのが良いとする概念
賞賛される事がないと価値がないという自身のなさ
自分の思い込みで相手を測るわたし
わたしの中の嫌いなわたしと一致していたから
自分の環境が変わり
同じ土俵ではなくなり
本音ではない事をあえて口にしなくなり
自分の価値を少しだけ前向きに捉えた事で
その人の事は一切気にならなくなった
嫌いな人が一人消え
全くもって好きな関係性になった
そうしたら次のステージなのか、
今まで気にもしていなかった人が嫌いになった
嫌いな関係性になったが正しい
嫌いなピンポイントがある
その人のどの部分が嫌いか
自分に問いかける
わたしの居場所を奪う
持っていないものを持っている
自虐しているかと思えばいきなり飛躍する
だれからも可愛がられる
わたしは居場所を奪われる
わたしが好きな人はみんなその人が好きになる
真似しないで
奪わないで
わたしに関与しないで
影響を与えないで!
上から目線で見ないで!
もう関わりたくない
静かに暮らさせて
すごくたくさん出る感情の渦は
きっと
奥に眠っていた過去の何かなのだ
4歳下の弟が生まれた時を思い出した
お母さんを取られる
みんなに可愛いと言われる
わたしの好きな人を奪わないで!
真似しないで!ついてこないで!
弟は
わたしのあとをよくついてきた
大学生になってバイト先まで同じにした時には
びっくりしすぎてひいた
わたしの結婚式では父より先に声をあげて大泣きし
みんなびっくりした
弟は姉が大好きだったに違いない
でも、子供のわたしは
お母さんを奪われおばあちゃんを奪われ
好きな人をみんな奪われ
ものすごい嫉妬にかられて弟をゆりかごから落とすという強行にまででた
弟が大きくなり
両親は弟にかまいっきりだったが
叔母もおばあちゃんも一緒にいてくれた
結果何も奪われていないし
わたしはわたしで弟にはなれないし、弟は姉になれない
嫌いな人は自分へのギフトをたくさんくれる
それを辛いから受け取らないか
ギフトを開けてみるかは
その人次第になる
今回のわたしのお題はなかなかきつかった
居場所は奪わない
わたしはわたししかなれない
しっかり刻もう
今の嫌いと向き合うために