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子どもが風邪をひいたときの対処法

先週は、
息子たちとわたし、風邪をひいていた。


でも、学校や幼稚園を休むことなく
なんとか乗り切れたので、
うちが風邪をひいたときにどう対処しているかを
ご紹介したい。


寒暖差が激しくなってきて、
最近はどこでも風邪っぽい人が増えているよね。

「あれ?風邪っぽいかも?」
と思ったときに対処すると、
意外とあっけらかんと治る。


漢方

葛根湯(かっこんとう)



葛根湯は、「風邪っぽいかも?」と思ったらすぐ飲むように
と言われている漢方だけど、
闇雲に使ってはいけない。

『寒気がしても汗が出ないときに、身体を温めて発汗を促す』

そして、発汗したらやめるのがポイント。

悪寒がして、肩首にこわばりがあり、
汗が出ていないときにごく短期間で使う漢方と言われている。

風邪の初期でも、『喉が痛い』と思ったら、
葛根湯ではなく、『銀翹散』を使う。

銀翹散(ぎんぎょうさん)


これは、『喉が痛い風邪の初期』に使う。
葛根湯は、身体を温めるものだったけれど、
銀翹散は冷ます漢方

喉が痛い=炎症がある
炎症は、温めるのではなく、冷ますのでこの漢方を使う。

たとえ寒気があっても、
喉が痛いなら葛根湯ではなくて、銀翹散を使う。
喉に違和感を感じたらすぐ飲む。
できるだけ早い段階で飲むのがポイント。


麻黄湯(まおうとう)


葛根湯と同じように、身体を温めることで発汗を促し
寒気を散らす漢方。

葛根湯を飲むときよりも強い悪寒を感じるときに飲んでいる。

布団をかぶっても、いつまでも足が冷えていて寒くて
汗も出ないときに、発汗解熱させる漢方。

麻黄湯は強いので、極短期間で使う。一日3回とか飲んじゃダメ。
わたしは、だいたい一度の風邪で一回しかお世話にならない。


荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)

これは、蓄膿症(副鼻腔炎)のときに飲む。
子どもはよく鼻かぜをひくんだけど、
それが悪化して、副鼻腔炎になってしまうことがよくあった。

でも、悪化する前に、この漢方を飲んだら
緑色でドロッとしていた鼻水が、
みるみるサラサラしてきて、治っていった。

市販だと、玉の薬が売ってるけど、
うちは子どもに飲ませるときは、すりこぎで粉にして飲ませた。



梅醤番茶

梅干し、醤油、しょうが、三年番茶で作るお茶。

体の冷え解消や疲労回復、風邪予防、熱中症対策、便秘解消など、日常生活における体の不調を改善するのに効果的

と言われている。
風邪をひいてから、というよりも、
あ、風邪ひきそう、と思ったときに飲むと、身体を温めてくれて免疫力がUPする。


もちろん自家製で作ることもできるが、
わたしは市販のものを買って、いつでも簡単に作れるようにしている。


わたしはいつもこれを買っている。



梅肉エキス

青梅を煮詰めて作る梅肉エキスは、
すーーーーーーっぱいけれど、舐めればわかる。
身体がリセットされるのを。


腹痛や下痢には、少量をなめるだけで効果があるといわれている。 腸の働きを整えるので便秘にも有効だとか。

うちでは、風邪をひいたときに、少量舐めている。
そのままではすっぱいので、非加熱はちみつに混ぜて舐めさせている。

梅の殺菌作用が強いので、お腹の風邪には、本当に有効だと思う。



わたしが買っているのはこれ。



ほかにも、
はちみつかりん、はちみつレモンを作って飲ませたり、
葛湯を飲んだりとか、いろいろあるが、

早い段階に対処しておくと、悪化しないで済むことが多い。
子どもには、西洋医学の薬はなるべく使いたくないな
と思っているので、
できるだけ東洋医学で治したいと思っている。


これで無理なら、潔く薬を飲ませるけどね!

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【ちいふく】男子三兄弟の母
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