マミートラックからの復活から再挑戦
辛かった育休明けからマミートラックを脱出しかけた私に懐かしい挑戦が待っていました。復活から再度夢へ挑戦する話。
社内リクルーティング!?
任される仕事の範囲、責任が広がりやりがいが増えてきた頃。私は時短勤務だったが、通常勤務並みの成果を出そうと効率化図ったり、部分的な残業でカバーしていたりした。会社では時短は残業も出張も基本NG(家で夜仕事できる業務ではなかったので)だったが、調整可能な範囲で残業や出張をして時短勤務の業務影響を最小限にしようと努めた。
できることが少しづつ増え、少し前向きになった。
ある日、駐在時代の私の仕事を知る人から、声をかけられた。
「以前駐在中にやっていた業務プロセス改善とリージョン統合の仕事、まだやりたい?」
聞けば私が駐在中にやり残した仕事の続き!?にも通じる分野で大問題が発生し、経営層でも課題として取り上げられている。恒久的な対策として、プロセス改善へ向けた実行部隊としてプロジェクトが発足予定だとか。
見識、経験者の私にプロジェクトに参加し、海外拠点と一緒に活動をリードしてほしいとのこと。
(あなたのことを)見ている人はちゃんと見て、評価してくれる
という言葉を思い出した。
勿論参加したい意思表示した
ずーっと抱えてきたやり残した仕事へのモヤモヤを果たせる時が来そうだ。
やり残した仕事の続き
リーダーとしてプロジェクトへの参加が決まった。海外メンバーの活動進捗管理も私の責任範囲。夕方~夜の時間帯を有効に使うべく、当時まだ珍しかった在宅勤務制度の適用が決まった。夕方から夜の時間帯で家から参加する電話会議も勤務時間にできた上、週に1-2日の通勤時間も仕事にあてることができ、時短が不要になり通常勤務に戻した。
通常勤務に戻り、自分の得意な分野で仕事ができたことで、時短で迷惑をかけている意識も薄れたし、自信も取り戻せた。家で仕事ができるから、子供が熱を出しても、子供が寝ている間や夜は仕事して遅れを取り戻せたのも大きい。
同僚の中には、
「家で仕事できるなんて、いいよねー。」
と嫌見を言う人もいたが、これが当時の私が通常勤務できる唯一の方法だから聞かなかったことにした。
がプロジェクトは期間限定というのが通例。
そのうち将来的に定常組織化する話が出てきた。定常組織化するにあたり、最初は駐在を送る方向で話が進んでいるようだった。組織化と人材育成が目的。
その話を聞いた私は反射的に
夫も子供もいるけど、挑戦したい!
と思った。
以前やり残した仕事の仕上げ、自分が一番得意な分野で仕事を続けられる気持ちはあった。が、何より新しいプロセス、仕組みを考え、実行し、検証していくプロジェクトの仕事は本当にやりがいがあり、現場でこのプロジェクトを完成させたい、という日頃の思いがこの反射的な反応に出たんだろう。
上司や上司の上司に私が行きたい!と伝えてみたが、人材育成で若手を送ることでほぼ決まっているとの答え。。。。
残念😢
垣間見えたチャンス
若手を送る計画方向で本社側ではある程度話がついていた。
が、問題は受け入れ先だった。
受け入れ先は若手ではなく経験者を希望しているらしい。経験者が来て、組織のベースを作り組織の現地化を求めていた。
ローテーション考えると1年以内に交代、というタイミング。
どうも正式にはまだ決まっていないらしい。
正式決定前なら、企画書出して、話の方向変えられるかも。
千載一遇のチャンスと活動開始。
プロジェクトの背景、活動をまとめ、本社、受け入れ先のニーズと数年後のVisionを企画書にまとめ、上司にプレゼンした。
先を読んだ決定打
プレゼン後1か月以上たって、どうも大当たりしたことが分かった。
役員面談を経て2度目の駐在に内定した。
最後に
プロフィールがだいぶ長くなったけど、言いたいこと。
私がマミートラックを乗り越え2度目の子連れ駐在を実現できたのは
これらのおかげではないかな、ということ。
✅昔の自分がやってきたことの成果 独身/駐在時代に頑張って得た知識、経験のおかげでマミートラックを乗 り切れたし、2度目の駐在がある
✅引き上げてくれる人、メンター チャンスをくれる人、上司かもしれないし、直接の上司ではないかも
✅人脈とアンテナ 人脈を広く持ち、情報のアンテナを広げ、戦略的にアプローチができる。仕事でもキャリアでも。
✅家族、周りの人 私の勝手についてきてくれる、それを許してくれる家族。助けてくれる周りの人は縁の下の力持ち的存在ですべてのベース
日々の投稿で、どうすれば女性でも日系企業で駐在2回のチャンスを手にできたのか、を中心に書いていきます。
駐在を目指す女性や日系企業でのキャリア構築に悩む女性の参考になると嬉しく思います
最後までお読みくださりありがとうございました。
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