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苦手を受け入れてみると。
みんな苦手なことは持っています。が、あなたは苦手なことにどう対処していますか?苦手は必ず克服すべきもの?
先日お手伝いさせていただいたワークショップで丁度この話題が出ていたことと最近娘の学校選びで聞いた学校の教育方針とも重なる部分があったのでここでシェアしてみます。
苦手への対処
苦手なことへの対処は恐らく2つに分かれると思います。
・苦手なことを克服する
・苦手だという事実を受入れて、別の方法を考える。(人に任せる、やらなくていい方法を考える等)
苦手は克服するもの?
日本にいると苦手は克服する、という意識が強いです。
なんでもまんべんなくできる人が優秀、デキるという考え方。
学校のの教育でも
とにかく苦手教科で足をひっぱらないように!
5段階評価で言えば、1,2はできるだけ取らないように。
という指導だったり、風潮はありますよね。最近の学校事情わからないけどそうじゃないかな。
私は体育や美術が苦手で平均が2でした。5は何個かあっても2があるのはよくないから、2を無くす努力をしましょう、という指導を受けたことを覚えています。
得意なことがあっても、苦手で足を引っ張る、という考え方なので自信もつきにくいかな、という気はします。なんでも器用にこなすジェネラリストを育てるには良い方法でしょう。
苦手は苦手で良い!
もう一つの対処は苦手を認める、受け入れる。こと。得意なところもあれば苦手なところもある。苦手であることを受入れ、無理に克服しようとは思わない。学校の例で言うと。先日見学した学校では(IBのインターナショナルスクール)クラス内をグループ分けして
得意なことはどんどん伸ばす!グループと
苦手だけど興味を持てるような授業、活動のグループ
をしているらしい。みんなと足並みそろえて苦手克服させる、というより苦手を受入れるアプローチ。自分の受けた教育との違いに驚きながら、苦手なら苦手で良くて好きなことをとことん伸ばせるというのは本人の自信にもつながるな、とも思います。
会社員でも同様
学校の話を例にしましたが、苦手対処については会社でも同じことがいえます。
私は文系で技術は苦手なので、社内外の関係先と技術的な話をするのが非常に苦手。以前は技術的知識がないことを苦手分野として捉えとにかく克服をめざしました。おかげで今は概要は若干理解できるようになった、、
が、細かい話になるとついていけない!
今は時間も限られているから膨大な時間をかけて苦手分野の仕事をし続けることもできない。一方技術バックグラウンドの人は時間かけずにその辺りの話を纏めている。
で思ったのが、
苦手なことはそれを得意とする人に頼めるようなチームを作ろう!
で上司に事情話し、バーチャル的なチーム編成提案して今に至ります。
苦手なことをし続けたり、克服するのに膨大な時間をかけるより自分の得意なことにフォーカスできる方が組織としての効率は格段に良くなります。
ただし、将来的に克服しないと目指す姿に行かない場合は時間かかっても苦手克服する必要はあるでしょうから、使える時間と苦手対象によっても変わってきますが。
風の時代、個の時代に
風の時代、個の時代に入ったといわれますね。
個性が尊重され、多様な働き方、生き方をする人、それを認める人も増えてきました。そんな中で自分が苦手の克服に時間を使うより、得意なことにとことんフォーカスして、得意なことを持つ自信にあふれた尖った自分らしさを持つ人になる、というのが大人も子供も考えておきたいことなのかな、
とワークショップと学校見学を通じて思った、という話でした。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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