コンサートの記録:br響(バイエルン放送響)10月13日、ミュンヘン、イザールフィルハルモニー
10月13日、ミュンヘンのイザールフィルハルモニーでbr響(バイエルン放送響)のコンサートを聴きました。今シーズン第一回の定期です。
もともと指揮にはキリル・ペトレンコ(ベルリン・フィル芸術監督)が予定されていましたが、リハーサルを始めたのにもかかわらず急病のため、ダンカン・ウォードに代わりました。
ダンカン・ウォードは英国出身の33歳、ライジングスターの一人です。
イザールフィルハルモニーはガスタイクが改修中のため、代替コンサートホールです。19時半にはもう暗くなっています。
大旋風を起こしている指揮者クラウス・マケラがオスロ・フィルと共にやってきます。
ドイツは公共交通機関を除いてマスク着用の義務はありません。
ただ、自主的に着用している人も結構います。
ミュンヘンは世界最大のビール祭り『オクトーバーフェスト』開催後、コロナ陽性者数が全国より突出して多くなっています。
プログラム
この夜のプログラムはメンデルスゾーンのオラトリオ《エリアース》。
ソリスト4人とコーラスの大編成です。
この大曲を短期間でまとめ上げたウォードにはただただ感服するのみです。
溌剌とした指揮のウォードには大きな拍手が送られました。
FOTO:©️Kishi
以下はbr響から提供された写真です。©Astrid Ackermann
指揮のダンカン・ウォード。
立っている歌手は、左からマリア・ベンクトソン(S)、ヴィープケ・レームクール(A)、マクシミリアン・シュミット(T)
エリアース役のゲオルク・ツェッペンフェルト(B)