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コンサート:ネルソンス指揮ミュンヘン・フィル、Münchner Philharmoniker、26.06.24、イザールフィルハルモニー、ミュンヘン

6月26日はアンドリース・ネルソンス指揮ミュンヘン・フィルのコンサートに行きました(ミュンヘン、イザールフィルハルモニー)。

プログラムの前半はシーズン・プログラムではアルバン・ベルク《ヴァイオリン協奏曲》の予定だったのですが、ソリストのバイバ・スクリッドのキャンセルを受け、ワーグナー《タンホイザー》から〈序曲〉と〈バッカナール〉に変更されました。

プログラム。

ワーグナーのオペラ作品序曲は《タンホイザー》に限らずコンサートでもたびたび演奏されますが、通常オペラを演奏しない優秀なシンフォニー・オーケストラが演奏すると、違いがわかり、面白い。

《タンホイザー》のオペラでの上演は4月28日フランクフルト・オペラのプレミエ、5月12日バイエルン州立オペラ(ミュンヘン)を観ました。→


両方とも6月18日発売の『音楽の友』誌に書きましたが、フランクフルト・オペラの《タンホイザー》は、これまで私が観た《タンホイザー》の中でトップ・クラスの上演でした。

さて、ネルソンスは現在、世界中で「最も忙しい指揮者」と言われています。
2003年、リガ・オペラの音楽総監督になり、その直後のワーグナー作品指揮でドイツのオペラ界は彼に一躍注目しました。
それ以後大スター指揮者の道を歩んでいます。
当時は長身痩躯で、見かけは大きく変わりました。
でも、解釈と指揮は相変わらず魅力的です。


ブルックナー《交響曲第7番》について、以下の私の投稿をご覧ください。→


コンサートが始まる前。
コンサートマスターの青木尚佳さん、いつも直前までよくさらっています。

ブルックナー《交響曲第7番》にはワーグナーテューバが使われています。
ワーグナー・テューバはホルン奏者が演奏します。
ホルンの後ろに立つ4人を讃えて。

FOTO:(c)Kishi

以下はミュンヘン・フィル提供の写真です。credit: Tobias Hase


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