コンサートの記録:ドロテー・オーバーリンガー&エディン・カラマーゾフのデュオ・コンサート(9月19日)、ドルマーゲン、クネヒトシュテーデン修道院、『古楽フェスティヴァル』第30回


9月19日、ケルンの北約20kmにあるドルマーゲンのクネヒトシュテーデン修道院で、ブロック・フルートとリュートのデュオ・コンサートを聴きました。

これは毎年秋に行われている『古楽フェスティヴァル』(今年は9月12日〜25日)の一環です。
これについては昨年も掲載しています。


修道院への小径への入り口に『クロースターホーフ』という、可愛いレストラン&カフェがあります。

コンサートの会場となるバシリカと周囲です。


ステージはバシリカの本陣に作られています。


これはステージ後部の壁を反対側から撮ったところ。


バシリカ入口側の部分。


オルガン。


ピエタ像。

この日のプログラム。



休憩時、すっかり暗くなっていました。仮設テントでは飲み物の提供もあります。
遠く、梢の向こうには月が輝いていました。


ドロテー・オーバーリンガーは現在ブロック・フルートの第一人者、数々の受賞歴と共に、現在はポツダムの『サンスーシ宮殿フェスティヴァル』を率い、指揮もしています。
リュートのエディン・カラマーゾフもリュートの第一人者で、スティングとの共演もしています。カラマーゾフ、思いっきりの普段着でした。

2人の演奏技術はもちろん、中身の濃い、そしてバッハへの敬愛が十分感じられる素晴らしい演奏でした。

18日、19日と2日間で3回のコンサート、しかもマーラーやブルックナーと大物のコンサート・プログラムが続いたので、この日のオール・バッハ・プログラムは清澄な気分になりました。


FOTO:©️Kishi

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