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コンサート:パーヴォ・ヤルヴィ指揮ミュンヘン・フィル Münchner Philharmoniker 05.05.24 (Isarphilharmonie)

5月5日、ミュンヘンのイザールフィルハルモニーでパーヴォ・ヤルヴィ指揮ミュンヘン・フィルのコンサートを聴きました。
この日はマチネー、11時からでした。

ドイツは4月後半、雪が降ったら真夏日になったり、落ち着かない天気が続いています。『美わしき5月』になってもまだコートが離せません。

とはいえ、木々は緑になっています。
タイトルの写真もイザールフィルハルモニーのすぐ横を流れるグローサー・シュタットバッハで、下記の写真では木々の向こうに茶色のイザールフィルハルモニーの建物が見えます。

さて、この日のプログラムは『春』にちなんだものでした。
(イザールフィルハルモニーの外にあるベンチの上に置いて撮った写真です。)

『春』に挟まれた曲はエストニア出身の作曲家エリッキ=スヴェン・トゥールの《アコーデオン協奏曲〈預言者〉》。
トゥールはエストニアの有名な人気ロックバンド『In Spe』の中心メンバーでした。
ちなみにこのグループでドラムを叩いていたのがパーヴォ・ヤルヴィです。

ヤルヴィが打楽器出身でアメリカのカーティスで学んだことは知られています。
しかし、ロックバンドでの活動はあまりとりあげられないようですが、どうでしょう?

あの襟を正した姿、冷静な、知的な指揮ぶりからは、若い時のロックバンドのドラマーとしての姿が、想像しにくいような気がします・・・。

コンサート開始前。コンサートマスターは青木尚佳。


FOTO:(c)Kishi

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