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Münchner Philharmoniker 20.09.23 コンサートの記録:ミュンヘン・フィル(ディーマ・スロボデニューク指揮、ミュンヘン・イザールフィルハルモニー)

9月20日、ミュンヘンのイザールフィルハルモニーでスロボデニューク指揮ミュンヘン・フィルのコンサートを聴きました。

イザールフィルハルモニーはガスタイク改修中のため代替ホールです。
建物の歴史が柱に展示されています。

外観。

プログラム。

元々セミヨン・ビチコフ指揮の予定でしたが、急病キャンセルを受け、ディーマ・スロボデニュークに代わりました。
プログラムは変更なし。

この日はピアノのソンジン・チョを目当てに来た人も多かったと思います。客席には韓国出身と思われる人たちが大勢いました。

3月末に反田恭平が出演した時は日本人と思われる人たちが大勢いたのですが、その時を思い出しました。

ところで、後半のラフマニノフ《交響曲第2番》の第3楽章は誰もが聴いたことがあるというくらい有名なメロディーを持っています。

この作品、1908年サンクト・ペテルスブルクの世界初演以来、ラフマニノフのオリジナル手稿がおよそ100年も行方不明になっていました。

2004年夏、ラフマニノフ研究者のジョーフライ・ノリスの元に一通のメールが届きます。それによると、この手稿が、その前に亡くなったスイス人の音楽愛好家の家にあるというものでした。
半信半疑でスイスを訪れたノリスは楽譜の真贋をチェックしました。

COOPのビニール袋に入れられた楽譜は本物だということがわかりました。

2014年、ラフマニノフの相続関係をクリアにした後、サザビーズで競売にかけられ、120万ポンド(当時約2億円)で落札された事件は記憶に新しいところです。

FOTO:©️Kishi

以下はミュンヘン・フィル提供の写真です。©️Tobias Hase

コンサートマスターは青木尚佳。
青いジャケットは作曲家のティエリー・エスケシュ。


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代表:来住 千保美(Chihomi Kishi)
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