Münchner Philharmoniker 15.12.23 コンサートの記録:バーバラ・ハンニガン指揮ミュンヘン・フィル(12月15日、ミュンヘン・イザールフィルハルモニー)
12月15日、ミュンヘンのイザールフィルハルモニーでハンニガン指揮ミュンヘン・フィルのコンサートを聴きました。
ハンニガンはスター・ソプラノ歌手の一人ですが、指揮者としても活動しています。
プログラム。
休憩後の『Traditional』となっている部分は《Out born》、アイスランドの民謡です。二人のソプラノとニッケルハルパ(スェーデンの民族楽器)のためにアレンジされました。
続くヴィヴィエの《ロンリー・チャイルド》を歌うアフロディーテ・パトリドゥがニッケルハルパを弾きながら登場し、指揮のハンニガンと一緒に歌いました。
クロード・ヴィヴィエ(1948年4月14日〜1983年3月7日)はカナダ出身、不幸な生い立ちを抱え、最後はパリのゲイ・バーで知り合った19歳の少年に、多分知り合ったその日に、刺殺されました。
ニッケルハルパを抱えるパトリドゥ。ハンニガンが右端で拍手しています。
最後はハイドンの《交響曲第44番〈哀悼〉》。珍しいホ短調の作品です。
これはハイドンの『シュトゥルム・ウント・ドランク』(疾風怒濤)時代に作曲されました。
激しい情熱は片時も揺らぐことなく、ヴィヴィエへの哀悼となりました。
FOTO:(c)Kishi
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