松橋良紀さんの”「聞く力」徹底活用術”セミナーを受講しました
著者で心理療法士の松橋良紀さんの”「聞く力」徹底活用術”セミナーに
参加しました!!
聞くことよりも話すことを学びがち
かつて、私は、コミュニケーションを上手くとれているか自信がありませんでした。
私は話を"聞く"よりも自分が"話す"ことの方が大切で、この点が苦手だから強化すべきと考えていました。
聞くことは正直かんたんなことと捉えていたのです。
でも、聞くことについての書籍を以前書店で見つけて、
意外とこちらの方が大切ではと感じて、関連の本を多く読むようになりました。
読んでいて、日常生活でも実践しているつもりだったので、できている"つもり"にすっかりなっていましたが、
今回、著者で心理療法士の松橋良紀さんによる"「聞く力」徹底活用術"セミナーに参加し、その考えが大きく変わりました。
楽しくてためになるワークの連続!
参加者全員の意欲が高く、多くの実践的なワークを通じて、五感を使って学びを深められました。
松橋さんの楽しいプログラムと巧みな話術のおかげで、参加者同士の交流も活発になり、「聞くこと」の奥深さを体験できました。
このセミナーで気づいたこと：
自分のペースでしか聞いていなかった
今までも、著者である松橋さんの聞き方の本は結構読みましたし、セミナーにも数回参加してきました。
コーチングの学びの中でも、話を聞くことの大切さを学んでいますし、アドバイスは一切挟まずに、聞き切ることを意識しています。
でも、一生懸命聞いていますアピール的にうなづきすぎたり、相手は低いトーンで話しているのに高いトーンで返したり。
お相手の様子をしっかり見て合わせる、ということがまるでできていませんでした。
声のトーンや仕草なども合わせて返すことをしていくと、同じ波長の中に入っていき、深く聞くことができます。
また、聞いているつもりでも、自分の中で声がして、
こうアドバイスしたい!
私はこう思うのに!
そうだよねー、私もこんなことがあった!
とついつい、自分に寄せてしまい、相手のことがしっかり聞けていなかったことに改めて今回気がつきました。
口には出していないものの、その声を抑えていなかった。
そうすると、話し手の話にしっかり入っていくことができていなかった。
自分の声は抑えて。一旦、心はカラにして。
お相手のお話に集中することの大切さを学びました。
人は考え方や経験がそれぞれ違うので、まったく同じことを考えることはできないですが、寄り添う気持ちを持って、誠実に傾聴する姿勢を持ち続けることで、人間関係はさらに豊かに発展していけると感じています。
本を読むだけでなく、実践とフィードバックが重要
聞き方やコーチングについての本は、たくさん読んでいて、普段の生活の中でも実践できていると思っていました。
ですが、今回受講生同士で練習して、お互いにフィードバックし合ってみると、案外できていないものだと実感しました。
日本人のみなさまは優しいので!! なかなかはっきり出来具合を指摘してくださる方は少ないです。
今回は、お互いのためと思い、細かな点も指摘しあって、高めることができました。都度都度フィードバックしていただけたのは大きな宝でした。
日常生活でも、学ぶ仲間同士とか、家族とかで、できているか厳しめに!チェックし合うのが良いかもしれません。
聞き方とは、、、
真の「聞く」とは、
相手の「今」を受け止めること
だと学びました。(私個人の意見です。)
具体的には：
時間を共有する
勝手な解釈や自分流の理解を避ける
相手の話、表情、気持ちに集中する
今この瞬間に集中し、じっくり味わう
これにより、話し手も聞き手も満足感を得られるのです。
心理療法の体験
セミナーの最後に心理療法を体験しました。
以前は上手くできなかった私ですが、はじめに受けた方に感動して、今回は自分も少し進歩を感じました。
心の中にある思いを表現することの大切さを再認識しました：
人は生きる中で様々な悩みや経験を抱えている
それを聞いてくれる人がいることで解消される
意見を挟まず、じっくり聞き、思いを受け止めることが重要
受け止められたと感じると、自然と解決の道が開ける
おわりに
まだまだ学習中の身ですが、このセミナーで聞き方のコツを学び、参加者と共に練習できたことは大きな収穫でした。
この経験を基に、さらに練習を重ね、より豊かな人間関係と人生を築いていきたいと思います。
最新刊のご案内
松橋さんの最新刊 うまく「雑談できる人」と「できない人」の習慣
雑談についての本を10冊出された松橋さんのファイナル・アンサー本だそうです!
雑談から豊かなコミュニケーションに繋がり、信頼関係が醸成されていきます。
私も読みましたが、話の聞き方についてもたくさん書かれているので、ぜひ読んでみてください。