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新たな年度の4月1日を手に入れた。
2023年の4月1日は学生の身分を手放して、会社員にならず非正規雇用で日銭を稼ぎ、舞台活動を行う、不安定さにちゃんと不安を抱きまくっていた。それでもわくわくしていた。在学中は参加出来るなんて考えられなかった団体の稽古が始まる直前だったから。だし、5・6・7月と作品に参加出来ることも決まってたし。ありがたかった。本当に。そのあとオーディションを受けて参加が決定したり、お話を頂いたりして、8月は3日間創作、9月は何もなかったけど、10月から12月のドド末まで創作活動できることも決まった。ずーーっと何かの団体に関わらせてもらえる安心感があった。大変だったけど。素敵な人のパフォーマンスを浴びれる日々が確約されてて、安定していたかも。
年が明けて1月から3月は同じ作品のことだけを考える時間。ありがたい。本当に尊敬できる、ほぼ同い年人々との創作。
リミットが近づいてもいた。次の創作現場までに日が空いてしまう。のと、演劇作品を創れる機会の確約が、3月の出演作品でパッタリ無くなってしまうこと。
大学時代から、もはや高校時代からずっと演劇作品の創作に触れてきたし、大会とか授業とか卒業制作とか、確約のイベントがあったから、目標や目印にして生きてこれた。がんばろって。
それらが無くなってしまう。年明けの1月から、本能の駄々こねなのか、体調がまあまあ悪くなってしまった。ドロドロに溶けた。コロナにも罹ってしまったし。この日々が終わってほしくなくて、止まろうとした。今までも酷かったけど(ごめんなさい)、かなり人と連絡も取れなくなってしまったりして、迷惑もかけてしまった。(本当にごめんなさい)
友人にも全然連絡できなくなっちゃって、傷つけた。マジ自害。もうほんとうに申し訳なかった。
それでも日々は進むので、演劇の稽古に行く。日銭は稼がねば終わるのでバイトにもなんとか行き、忙しい日にお局にお前は使えない奴だと深いため息と声を荒げることにより表されてしまいトイレで音姫とともに泣いた日もあった。調子が良い日に日程取りつけて調子がいい日に外出して写真が撮れたりしたり。たくさんの人に、お前はそこで生きているぞ、と伝えてもらえたことで、徐々に形ある私に戻れてきたかも。
公演が終わってしまうことにも、諦めがついた。いい作品に参加できた、と納められた。
2024年4月1日。
明らかに過渡期だなと思う。不安だ。不安でしか無い。
次、作品に触れる機会はありがたいことにある。本当にありがたい。でも次こそ、もう本当に何も無い。若干の駄々こねが発生している。
稽古は6月に本格始動なので、日も開く。2023年の7月から9月のあまり作品に触れられない期間、わりと地獄め。しんどかった。その日々が来てしまうかも、にビビっている。
それでもまぁまぁ、前を向いているかもしれない。わくわくは出来てないけど。
今日は、家でダラダラして、王子の北とぴあに行って、佐藤佐吉演劇祭の出口祭=打ち上げに参加してきた。
そこにいた、たくさんの表現者たち。
あんまり、演劇のことは話してないけど、それでも演劇をやっている人たちの存在を直接確認できて、その人の多さときらめきに救われた。
次の作品が終わったらもう一旦完全に止まろう君と、自分のやりたいことを見つけて動いてみようちゃんの駆け引き、後者の勝ち。
演劇とダンスと写真。全部好きだけど、一番やってみたいのはやっぱ演劇で。ライフワークにしたいのは演劇。演劇に憧れがずっとある。あと、ずっと、ゼロから作品が作ってみたかったのも思い出したりして。演出してみたい、とかとか。物語を描いてみるのもありだな、とかとか。
今年は発表できないかもしれないけど、コツコツ歩いてみよっかな、みたいな。やるやる詐欺はやめたい。
なんかめっちゃ贅沢な悩みだよな。失礼もあるかもしれない。本当に今まで共に創作しよう、と手を差し伸べてくださった方に特大の感謝で、私の手を下ろす瞬間が全く見つからない。下げたく無い。過去にかなりすがります。わざと下げそびれた自分の手と共に生きていくよ〜。
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