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旅note11 イタリア


恋の渦の流れで「ウーディネファーイースト映画祭」を絡めて行ったイタリアもサクッと残しておこうかなぁと思ったんだけども

かれこれ7年近く前のことだからもうほぼ記憶がなくて 
残ってる写真だけでのアルバムみたいな感じになっちゃう!

すみませんねこの歳ではやくも記憶を失いがちで。アルコールのせいなんでしょうか…普通覚えてるもんなんだろうか、7年前のことって。

人の記憶っていい加減だしね。見たものなのか経験したものなのか聞いたものなのかも曖昧なことってあるし。
だからたくさん同じものを見てきた人だとすごく近い運命の人のように思えてしまうこともあったりして。

同じ作品を見ていたら、例えばある曲を聞いたときに浮かぶものが一緒だったり、夏休みの風景を見ると不思議な気持ちになって何かに誘われてるようにそわそわしたり、物語を作るときの話のもっていきかたが同じだったり、、

だから話の理解が速くて、テンポが速くて、心地いい。どれだけ同じ作品を観て育ったかって、そういう意味では大きいなぁと…

旅の記憶がないからってだいぶ話を逸らしてるのがバレバレなので写真ぶちこんでいきます

前回紹介した「恋の渦」チームでイタリアのウディネに行きました。日本から他の映画チームも参加していて、この映画祭が用意してくれた街ツアーは「福福荘の福ちゃん」チームと一緒でした。

森三中の大島さんが主演でなんと男性役!の、この映画です

今見るとイラストもそっくりすぎて全員誰かわかっちゃうのもすごいですね…

劇場では笑えて泣けて大島さんの演技も素晴らしくて見入っていたのに、私はフライト疲れと時差ボケで本当に意識が飛ぶほどに眠い中で映画館ってもう抗えなくてご本人を隣にラスト手前で爆睡してイビキをかいていたらしく、
あとから言うまでもなくフルボッコでした。恋の渦ナオキ役に「お前!失礼すぎるだろ!」と。ほんとだよ、殺してくれ!

ただ、寝落ちするまで面白く観ていて、いいなぁと思っていた記憶があるのは本当!
映画のほうは是非チェックしてみてほしいです。

そんなクソ柴田にも優しく、それにめちゃくちゃ可愛い格好をされていた大島さんや、相変わらずチャラさをアピールさせられている恋の渦のキャストや、運営側の皆さんやらと高台に行って街を一望したり、ジェラート屋さんを紹介してもらったりしながらプラプラお散歩

いぬくんも わんわん

あひるさん ガーガー ♪

つってね。

「ピクニック」イギリス民謡らしいけどこちらイタリアです。

ウディネは穏やかな、田舎の街ってかんじで気持ちよかったな

この街を赤い着物で颯爽と歩くユウコ役のユウミさん。かっこいい!

😂 「恋の渦」にしてはスタイリッシュすぎます。

でもさすがにキティサンで入る気にはなれないこちらの映画館

巨大です。

私が行った映画祭の中でもベスト3に入るかっこいい劇場&観客数です

ブレすぎて油絵みたいになってる。

こんな中で上映してもらえて、拍手や笑い声の大きさ
これはまじでたまらんのです。
それしか言えない。たまらん

エンディングの最中、立ち上がって歓声に手を振ってお礼。日本の何倍も派手にリアクションしてくれていちいち気持ちがいいです(笑)

舞台挨拶ではイタリア語はろくに話せないので
※「ボーノビーノビアンコ!」とだけ言ったら予想以上にウケてもらえて、暖かい映画祭だなぁと思いました。(※「白ワインがうまい!」)

実際のところ白ワインとシンプルな料理が本当に美味しかったです。300円くらいで買えるボトルまで美味しくて驚きました。
スーパーで安いの買ってきたーー え、うま!!!
って。黄金の色で… 嬉しかったな。

イタリアの田舎町は食事どこも美味しそうだよね。 

近くでブッフェスタイルのランチも
フレッシュで最高

お腹すいてきちゃった。


こんな時期か。

今更だけどウディネってこのへん。

イタリアが長靴だと、もう脚ですらないっぽいところ。こう見るとクロアチアからもめっちゃ近いね


映画祭がおわって空港で皆とお別れすると

柴田は1人 ローマへ移動。


降り立って、市内に出て
まず圧倒されたのは

コロッセオ

有名すぎて説明する必要もないかと思いますが、
私これが目の前にデーンと出てきたときは本当に感動という言葉でいいのかわからないくらい何かを受けた。
すさまじいエネルギーが出てると思う。

きれい!とかそんなんじゃなく、かっこいいはかっこいいんだけど なんかこう ぐわっっときた。

そのあとすぐこの景色に虹がかかって それもまた神秘的で素晴らしかった。
こういう瞬間があるから旅はいい

コロッセオの中も見学したりして。

町の中にギュッと 有名な建造物や遺跡があって楽しい。

こういう観光地でピザとかパスタとか食べても別に特別美味しくはない

ので、見たいところの近くでサクッと済ませたい時は仕方ないけど
食事を楽しむならできたら少し田舎へ外れて地元の人に愛されるレストランに行った方が良いかと。

観光地の中でも一応人気のところは調べておいたから美味しいカルボナーラやアーティチョークとか、このあたりで食べました。

またお腹すいてきた。

他にもトレビの泉とか バチカン美術館とか(混みすぎてたから入るのやめた) 見所いっぱい。

どこを撮っても絵になるし、
この写真はたまたまお婆ちゃんと孫のキスが映り込んでくれてlovelyすぎる!好き


なんかの日だった。

そういや写真見て思い出したけどローマのバスが難しくて英語通じる人があんまりいなかったのと、
このときゲストハウスをめちゃくちゃ治安の悪いエリアに予約しちゃってて、バス迷子になってるときに親切に道を教えてくれた人を誘って夜ご飯に行ったんだ

どこまでもバスの乗り継ぎを自分も降りてまで教えてくれたから、「夜ご飯予定ある?このあと食べいかない?」って。
あわよくば、そのあとその怖いエリアのゲストハウスまで送ってもらいたいなと図々しく思ってたの。だって、暗くなって迷子になったりしたら本当に危険だから。

日本の人は図々しいかなと遠慮しちゃうことが多いけど自分で身を守るしかないので危険を感じたときは美学や恥じらいはそっとブーツの底にでも隠しておいて。

食べたかったものを1人じゃ多すぎてもったいないけどシェアして多めに試せるのも、人をご飯に巻き込むプラス点☺️
ワインもボトルで楽しんじゃいました。

でもこの親切くん、さすがイタリア人
帰り道たしかにそこは危険エリアだ!と言って一緒に歩いて送ってくれたけど、やっぱりキスしてきそうになった!

ちょっとタイプじゃなかったので(キスくらいしてやれ!)
「いやだ!」と言ったら「なぜだ!」と言うから「彼氏がいる!」と言ったら「オーマイガ!!!」とコメディくらい大袈裟な落胆リアクションをとってくれて、そこからはしつこくもなくおとなしく諦めて無事に送り届けてくれた。

そういやその時期彼氏がいたんだなぁ、ということもぼんやり思い出す柴田氏。

イタリアには今年の夏もうオープンしたら、ミラノに行くかもしれない。
それこそウディネ映画祭で通訳だか案内だかしてくれていて出逢った友達がミラノのレストランで働き出したから行こうと思っていた矢先のコロナだったからね

このnoteのおかげでうっすら思い出したワインと料理を味わいに戻りたい!


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旅人Chihiro Shibata
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