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空の絵をグッズにする

こんにちは!桜田です。
今回は僕が今まで作った空のグッズについてお話しようと思いますー!

僕はイラストレーターとして絵を描かせていただくことが多いのですが、それとは別にグッズを作るのも好きでして自分の絵を使ったグッズをコミティアや文学フリマのような同人即売会で頒布しています。
今回はその中から僕が気に入っている空のイラストを使ったグッズを元のイラストと一緒に紹介していきたいと思います。


1.空色缶バッヂ(2018/コミティア125初売)

まずは定番グッズのひとつ、缶バッチです。
缶バッジのいいところはなんといっても安いことだと思います。これを作った2018年はまだそんなにお金がなかったこともあり、アクリルキーホルダーのような値段が張るグッズが作れなかったんですよね。そんな中で何か可愛いグッズを作れないかと思いたどり着いたのが缶バッヂでした。

缶バッヂの制作は業者さんにお願いして、台紙のデザインとパッケージは自分で考えました。色んな空の絵を使っていくつか種類を作ったのですが、その組み合わせで台紙を変えたり商品名を考えたりするのが楽しかったですー。

1つずつではなく4つセットにして頒布していました
左から「空のうつろいセット」「青空セット」「夕焼けセット」という名前をつけました
こちらが元のイラスト。空のうつろいセットで使ったイラストです。
朝・昼・夕・夜の絵を1枚ずつ使いました


2.空色タグ(2019/コミティア127初売)

次にご紹介するのが空色タグです。
満月珈琲店のサコッシュを作った時に、それに付けるためのタグを自作しました。白紙と茶紙の2種類の用紙を使って印刷しています。発色がいいのは白紙なのですが、茶紙も風合いがあっていいんですよね。最初はどちらか片方を採用するつもりだったのですが、結局どちらも採用しました。

洋服やカバンに付いている値札や注意書きやブランドのタグを見るのが好きなんですよね。タグがついていることで一気に“商品感”が出るような気がします。

A4の紙に印刷したあと、カットしてハトメを留めるのは手作業です。
全部で50個くらいは作ったと思います。
こんな感じで同人誌とサコッシュとセットで頒布してました
こちらがタグに使った元のイラスト
日が沈む前の薄明の空を描いたイラストです


3.夜を旅するしおり(2023/文学フリマ東京36初売)

昨年の文学フリマで出したグッズです。夜が明けない世界を旅するという小説を出しまして、そこに使っている挿絵を使ってしおりを作りました。

裏側にはちょっとした解説なんかも書いています

このグッズも印刷だけ業者さんにお願いして、しおりを切り取ったり台紙に切り込みを入れて挟み込む作業は自分でやってますー。

しおりは大きな紙に印刷したのを手作業でカットしていきます
台紙の切り込みを入れてそこにしおりを挟みます
会場と通販合わせて100セット作りました
こちらが元のイラスト。少年少女が夜の世界を旅するお話です
夜と一口にいっても色々表現できて面白いです


4.薄明ブックカバー(2024/文学フリマ東京38初売)

今年の文学フリマで出したグッズです。しおりを作ったので次はブックカバーを作りたいと思って考えてみました。
紀伊國屋やジュンク堂でもらえるクラフト紙のカバーの風合いが好きなので、それを参考にして作っています。

パッケージはこんな感じにしました
3種類セットでの頒布です。
ちなみにパッケージは台紙や説明書、帯など6種類の紙を自力で丁合して作っています
全部で100セットほど作りましたー。
こちらがカバーの元の絵 空色タグと同じく薄明の絵を使っています
薄明空の絵はグッズ映えするのでよくグッズになってます

というわけで空のイラストをグッズにしてみたというお話でした。また新しいの作ったら紹介しようと思います!最後まで読んでくださってありがとうございました!

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