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kura-yami 一日一詩vol.15

外は暗闇 点る街灯
誰もいない公園
それを見て寝そべる畳の上
四畳半 手元光るスマホ
打ち込む言葉
今日も終わりをむかえ
やり残したことを明日真っ先に
できる人間に憧れる
やらなくてもいいことが気になって仕方ねえ
縛られるのはいつだって自分自身の思考
バカタレ 頭でわかってることなんて
腹くくれなきゃ大したもんじゃない
俺からは逃れられない
その孤独と不安 楽しみと期待値
あれもこれも欲張ってやってきたし
きっとこれから
クソダサい中年になるイメージなし
中指立てて身体ストレッチ
ストレスすら味方付けて書き殴る一ページ
静寂の中 あふれ出すことば
韻を捨てて 意味を捨てて
タッタラタラタラ
今夜の何時 1:50
イチジゴジュップン
もう直ぐ来る朝まで語らう夜越え
空はつながってるか 暗いからわからないな
なら 自分自身とつながっていく
口から出ることばに身体が呼応
壁投げるボールみたい
跳ね返るリズムに心奪われて

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