メンテナンスが必要なお年頃
やっと。やっと、皮膚科通いが終わった。
かれこれ8年ぐらい頬の赤みに悩み続けていた。赤みがあるだけで痛みがあるわけでもないので、日々の忙しさにかまけてほぼ放置していたのだけど、ニキビまで繰り返しできるようになり、ようやっと重い腰をあげたのが半年前ぐらい。ようやく落ち着いた。
それにしても、今年ほど病院にかかっている年はない。子どもの分も合わせると毎週のように何かしらの病院に行っていることも多い。とはいえ、増えたのは自分の病院だ。
年初に緑内障が見つかったので、3カ月に一度は視野検査や目薬をもらいに眼科に行かなくてはならない。今まで気合いで乗り越えてきた体調不良もこの秋は2カ月連続で耳鼻科のお世話になっている。ほかに半年に一度の経過観察になっている疾患疑いもある。
これほど病院に行くことが身近になるとはちょっと驚きだ。私は元々は特に身体が弱いわけでもなく、むしろ丈夫な方だと思って生きてきた。それでも、ちょこちょことメンテナンスが必要なお年頃になってきているわけだ。
まだまだ子どもが体調を崩すことも多く、普通に会社で働いていたら大変だなと感じることはあったけど、そもそも自分のために、誰もが休みを取りやすい社会であるべきだと感じざるを得ない。病院ではないけど、メンテナンスのために通っている月1のリンパドレナージュにどれだけ救われていることか。どこか悪いわけではなくても、メンテナンス休暇をとりたいなと思ったときにとれること、大事だと思う。
”なんとなく”の不調をなくすのが今年のテーマで、その一環として通い始めた皮膚科。自分の顔なんてそんなしょっちゅう見るものでもないけど、ずっとうっすら嫌だなと思っていた頬の赤みがなくなると、思った以上に心が軽くなるもの。最低限のスキンケアしかしてなかったのだけど、もう少しキレイを保とうと、シミ対策の美容液を買い足した。