英語史ライヴ 赤裸々感想回
※本音で綴った結果、少しだけ言葉が荒い箇所があります。ご注意ください。
朝一に起きた1悶着
早朝の千本ノックを生で見たい、あわよくば質問したい。だって一番好きな企画だからー
英語史ライヴ当日の午前5時、1時間しか寝ていないのにも関わらず(むしろそのせいなのか)いつになく元気な私は、父ことumishioに「50分になったら出るからね!!」と大音量で圧をかけた。
すると彼はけろりとした顔で言った。
「ここのホテルの朝ごはん食べたいんよね〜どうしよっかな〜」と。
何わがまま言ってんだ。千本ノック一択やろがい。と思いつつ、「そんなのと比べないで行こうよ!」と言わないのが私である。
来ないならむしろラッキー。より千本ノックに集中できる。父はヘビーリスナーであんな感じだから、いたらお得意のジョーク的な何かをちょいちょい挟むに決まってる。ぜひ優雅に朝ごはんを食べていただきたい。私の千本ノック熱はそこまできていた。そういう訳で、
「(私が千本ノックを味わうために)ご飯ゆっくり食べなよ〜今日1日長いからさ〜」
と笑顔で父を置いて部屋を出た。その日1日の楽しさを予感させるような何とも清々しい朝だった。
始まった英語史ライヴ
早朝の千本ノックは先程の願いが叶い、堀田先生と小河先生お2人に直で質問ができた。さらには川上さんの鋭い問いも生で見ることができ、とても充実した時間となった。初めてお会いするヘルメイトお2人👓への挨拶もここで行った。
その後、なんと千本ノック以上に私的感動を生んだのが「Baugh &Cableの精読会」(朝8時〜8時30分)である。ノンアルコールビールで乾杯をしてテンションが上がったと思えば、あれよあれよとB&Cの面白さに引き込まれるではないか。借用語の年代測定!?そんな美しい方法で!?すごい!!
すごく恥ずかしいことだが正直に言う。私はB&Cを小説だと思っていた。だから通常の精読回にも興味が向かずタップもしなかった。アホすぎる。
だがポジティブに考えれば、その認識のギャップのおかげで私の知的好奇心は大爆発・大興奮することが出来たとも言えよう。そしてその日、また1人B&Cの購入者が増えたのである。
古英語スタンプお披露目会(アーカイブが聴けません)※聴けます※
私にとって古英語スタンプお披露目会は、本当にドキドキでしか無かった。監修の先生方とLilimiさんと一緒に作ったウィネウルフくんがついに公になるのだから当然だ。
態度に出さないよう気をつけていたが、内心とても不安だった。先生方は上手!すごい!と言ってくれたけど、絵が下手って思われないかな?オープンチチャットに不具合が起きたら?そればかり考えていた。
しかし、始まってみると多くの方がスタンプを使って下さり、中には感想をコメントしてくれた人もいた。あぁ良かった。1つ肩の荷がおりたような思いだった。
購入いただいた皆さん本当にありがとうございました🙇♀️
実は私はアーカイブを今だに聴いていない。自分の喋る姿に耐えられないからだ。よってアーカイブにコメントを残すことも出来ていない。(コメントへのいいねはしました)スタンプを広報する側としていかがなものか?ほんとしっかりしてほしい。
↓そんなわけで古英語スタンプ販売中!
英語史ライヴに参加して
私にとって学ぶことはいつだって楽しい。たとえ1人であっても。その考えはずっと変わらない。
しかし英語史ライヴに参加して、同じ分野に興味を持った人同士での語らいや学び合いがこんなにも楽しいことだったのかと良い意味でショックを受けた。それもかなり大きな。
「Galoisちゃんの好きなこと何?」
「へぇー!そういうのがあるんだ。」
「すごい、難しそう〜」
……。(誰も悪くないが故の切ない沈黙)
この会話に慣れすぎた私にとって、この楽しさはもはや劇薬。中毒性がありすぎる。
他のヘルメイトさんも言っていたが、「自分の好きな分野について、快く話せる相手がいること」は絶対当たり前じゃない。それに感謝しながら、ゆるく長くhel活ができたらと新参者ながら決意を固めた。
ん?umishioという英語史の話を好きなだけできる相手がいるじゃないかって?
それはそれ、これはこれ である。
おわりに
「9月は絶対楽しませますので!」
6月の学会後、二次会の場でkhelf会長青木さんにかけていただいた言葉。仕事でバタバタしていた時期もその言葉を励みに働いた。過言じゃない。
そして当日。本当にその通りだった。
最初から最後まで夢のような時間で今でも思い出すと楽しい気持ちになる。だから今後は英語史ライヴの記憶をしゃぶりながら働こうと思う。
関係者の皆さん、
楽しい時間をありがとうございました。
おまけ
東京から自宅に戻り、改めて『英語史入門(橋本功著)』を読もうと本棚に手を伸ばして愕然とした。
『会計の世界史』『「食べること」の進化史』『数学の世界史』『砂糖の世歴史』
そして『英語の歴史』ーーーー
「史」ばっかりやないかー!!!
今更ながらに気づいた自分の好み。
父にheldioを紹介されたこと含め、私が英語史にハマるのは運命のひとつだったのかもしれない。
おしまい