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今の理解で自分のホロスコープを読む

ホロスコープを見て調べていると、自分のこれまでの人生に起こった出来事や自分の特徴なんかもなるほどがたくさん出てくる。

出生図(ネイタルチャート)を見ていると、自分の生きてきた道、本来の自分が求めているであろう道、自分の強み弱みなどを模索するのにヒントを得られると思う。

テレビや雑誌なんかの星占いに使われる星座は、実は生まれたときの太陽の位置を示しているのだけど、ホロスコープに存在する主な天体は、実際は10ある(月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)。
それらの天体それぞれが生まれた瞬間にどこにあるかで、その人の人生の道筋やものごとのとらえ方の癖、向き合い方の鍵が見えてくる。
各12星座は30度ごとに仕切られており、かつアセンダント(生まれた時の東の地平線と太陽の通り道が交わった点)を起点として、12のハウスに区切られる。

言葉だけの説明では難しいので、ぜひ一度自分のホロスコープを調べてみるといい。「ホロスコープ 無料」など、調べればいくらでも出てくる。正直最初はちんぷんかんぷんだけど、10の天体と12星座と12ハウスで構成されているということはとりあえずわかるから。
ただし、出生の時間がわからない場合、ハウスはあまりあてにならないかも。

このホロスコープ、同じ生年月日・同じ時間・同じ場所で生まれない限り、一つとして同じものは存在しない。そこが面白いところ。

そう考えると、よく目にする星占いって無茶が過ぎるのかもしれない。
太陽星座だけで何を見ろと…?みたいな。

自分の出生図を調べたときに顕著に見られたのが、29歳の鬱になった時のこと。

ホロスコープを見るにあたって、最初は生まれたときの星の配置(ネイタルチャート)だけを見るのだけど、トランジットと言って、とある日時のリアルタイムの星の配置をネイタルチャートと重ねることで、その日時の自分に起こったことを読み取れたりする。

別の記事にちらっと書いたけれど、私ネイタルチャートでは、太陽(in魚座)と冥王星(in蠍座)がトラインという120度の角度を築いている。
アスペクトと言って、0度(合/コンジャンクション)、60度(セクスタイル)、90度(スクエア)、120度(トライン)、180度(オポジション)はお互いに影響を強くする角度らしい。

惑星の中で太陽から一番離れている冥王星は破壊と再生の星。0か100の星。
周期が長く、同じ星座に12-15年ほど滞在するので、世代を表す星とも言われている。

そして、この冥王星はなかなかのパワーを持っている。

それがなんと、今生私が目指す姿である太陽とつながっている。

なので、太陽に向かわないと、容赦なく破壊が起こるとも解釈できる。

それに加えて、29年というのは、試練の星である土星がおおよそ12星座を一周して生まれたときの配置に戻ってくる(サターンリターン)年数であると。20代の終わりから30代の初め頃に人生に迷う人がそういえば多いのと一致する。

私が鬱と診断された日の星の配置を見ると、まさにサターンリターンが起こっていた。しかも、自分の出生時の星の配置と重ねてみると、出生図のアセンダントに鬱診断時の冥王星が接近している!しかも、私の出生図の太陽と月両方とアスペクト!

試練と大破壊が同時にやってきた。

で、よく見るとまだある。

トランジットの海王星とネイタルの太陽が合。しかもネイタルチャートで海王星と太陽はセクスタイル。
トランジットの天王星がネイタルの火星・金星と合。で、ネイタルチャートで天王星は火星・金星とトライン。

もう外部太陽系が革命を起こす!みたいな配置に思えてくる。
全然太陽に向かってなかったし。じゃ、一回徹底的に壊しまーす♬みたいなね。

外部太陽系…、って、これセーラームーンを知ってる世代しか知らんカテゴリーか?…つまりは土星・天王星・海王星・冥王星を指す言葉。
星読みというものを知ってから、セーラームーンの面白さが増した。
ホロスコープでは土星以外の三つをトランスサタニアンというみたいだね。
天体は太陽から遠ざかるほど力が強いらしいので、この4つのパワーは計り知れない。

ちなみに、冥王星と太陽が繋がっているといったが、もっと言うと、海王星を中心に、冥王星と太陽がミニトライン(小三角)なるものを築いてもいる。
これについてはいまのところ正直わからないので追記程度にするが、これも何か関係してくるのかな~。
冥王星と海王星の60度は珍しくないみたいだけど、太陽がここに加わってんのよね~。

星読みって、結局読み方の基本的な考え方(天体・星座・ハウス・アングルの役割や特徴)はあるにはあるけれど、細かい読み方や解釈は人それぞれ。それがまた面白い。

ノンデュアリティかつ自作自演が現れている!

探求心が呼び覚まされるね~ぃ!

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