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自分の決定を大事にする

2025年5月に開催される文学フリマに出店予定だ。出店料の支払いをまだしていないので確定ではないが、申し込みは終えている。人生初の出展だ。

登録した時点では何を出すかは決めていなかった。ZINEを出そうというところまでは考えていたが、人生で一度もZINEを作ったこともない。我ながら見切り発車がすごい。

自己肯定感、という言葉がある。自己肯定感が高い、低いと表現されることが多いとは思うが「自分は自己肯定感が高い」と思ったことはない。そもそも、いまいち自己肯定感が高いとは何なのかがしっくりきていない。

昔読んだ本で、自己肯定感について細分化して説明していたものがあった。詳細は忘れてしまったが、「自己効力感」と「自己決定感」の2つが入っていたことを覚えている。ちなみに文言もあやふやである。

この2つだけは「あ、これは私ある」と明確に思った。自己効力感は「自分ならできる」という気持ち、自己決定感は「自分で決められる」という気持ち、のようなものだった気がする。ちなみに、他にも4つくらいあったが全く共感できなかった。この2つだけ共感できた。

「今まで自分で自分のことを決めてきた」とはっきり言えるな、何か新しいチャレンジをするときに「今までもできてきたから大丈夫」と自然と思えているな、とその時に初めて気づいた。

やりたいという気持ちが強い時、びっくりするくらい見切り発車する。自信がある、とはちょっと違う。「やってみたい」という気持ちしか見ていない。理由はない。どちらかというと不安から目を背けている感覚である。

こういう行動の背景にも、自己効力感、自己決定感が影響しているのかもなと思った。これらの感覚は、今感じられなかったとしてもこれから行動を積み上げていくことで身に付く感覚だ、と紹介されていた。

今まで「自分の決定」に無自覚なところがあった。これからはひとつひとつの決定に思いを馳せて、自分の感覚に自覚的になっていきたい、大事にしていきたい、と思った。

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