【育児】自己肯定感のある人に育つ
こんにちは。植田千尋です。
今日のテーマは「自己肯定感のある子供になる育児」についてです。
私は子育てと、仕事で組織やチームをつくることは非常に連動していると体感しております。
子供だから、大人だからなんて関係ない。
結局、目の前の人との信頼関係づくり。
子育てにおいて、自己肯定感は非常に重要な要素です。
自己肯定感が高い子供は、
自信を持ち、困難な状況にも立ち向かう力を持つことができます。
今回は、自己肯定感の重要性や育成方法について、実際に私が実践していることや大事にしている事をまとめました。
■自己肯定感とは?
自己肯定感とは、自分自身に対する肯定的な評価や信頼の感情のことです。
自己肯定感が高い人は、自分の能力や価値を受け入れ、自信を持って行動することができます。
■自己肯定感がなぜ大事なのか?
自己肯定感が高い人は、以下のようなメリットを持ちます。
自信を持つことができる: 自己肯定感が高い人は、自分の力を信じて行動することが出来る。自信を持つことで、困難に立ち向かう勇気を持つ人になる。
他者との関係が良好になる: 自己肯定感が高い人は、他者との関係も良好に保つことができます。自分自身を受け入れることができるので、他者にも理解や尊重を示すことができます。
ストレスに強くなる: 自己肯定感が高い人は、自分の価値を確信しているため、外部からの批判や評価に対しても強く立ち向かうことができる。
そのため、ストレスに対する耐性が高まります。
◾️自己肯定感が高い人の特徴
・ポジティブ
・自分に自信がある
・自己主張できる
・他人のことも、肯定し認めることができる
・他人とのコミュニケーションがしっかりとれる
・失敗してもめげない など
まとめると、
失敗を恐れない: 自己肯定感が高い人は、失敗を恐れず、チャレンジをする人である。
自分を受け入れる: 自己肯定感が高い人は、自分自身を受け入れることができます。自分の欠点や弱点を認めながらも、自分を肯定的に評価することができる。
子どもが人間関係で悩んだり、色々な壁にぶつかってしまったりすることがあっても、
子どもを信じて、本人の気持ちをよく聞いて尊重しながら接する親でいる。
子どもの最大の味方であること。
子供と一緒に経験したり、気持ちを理解すること。なぜその行動をしたのか?なぜその選択をしたのか?本当はどうしたかったのか?
を親自身も子供の話に耳を傾け、理解に努めること大事にしています。
◾️自己肯定感が低い人の特徴
自己否定的な考え方: 自己肯定感が低い人は、自己否定的な考え方を持ちがちです。自分の能力や価値を過小評価し、自信を持てない傾向があります。
他者の承認を求める: 自己肯定感が低い人は、他者の承認を求める傾向があります。自分自身の評価が低いため、他者からの肯定的な評価が必要と感じることがあります。
◾️自己肯定感が下がっている時のサイン
自分に自信がない
諦めやすい
人と比べてしまう
人を信用できない
ものごとを否定的にとらえてしまう
自分の意見をあまり言わない など
自己否定的な言動: 自己肯定感が下がっている人は、自己否定的な言動をすることがあります。自分を責めたり、否定的な考え方を持つことが多くなります。
過度なストレス: 自己肯定感が下がると、ストレスに対する耐性が低下し、過度なストレスを感じることがあります。
当てはまる項目が多くても、過剰に心配することは無いと思っています。
子どもの自己肯定感が上がるよう、親子の関わりを意識して、一番の理解者でいること。
また、子どもの生活の中で、学校、宿題、習い事、お手伝い…など、やるべきことが多いと、それだけ他人から評価される機会が増えてしまいます。
頑張りすぎている部分がないか、見直してあげて、現状どう感じているのか?の子供の現在地を親が把握することは非常に大事だと感じております。
ちゃんと目を見て、抱きしめてスキンシップを取りながら、
不安なこと、困ったこと、他愛のないことなど、子どもの話をじっくり聞くことを大事にしています。
◾️子供と関わるときに大事にしていること
①子どもの目を見て、話をよく聞いて肯定する
子どもが話し掛けてきたときは、口を挟みたくてもグッと我慢し、よく聞いてあげましょう。
自分の話を肯定的な雰囲気でよく聞いてもらえると、「周りに認められている、受け入れられている」という感覚を持つことができます。
②子供が自分で選択できるようにする
子供自身が選ぶという選択の機会を意識して作っていきましょう。
もちろん大人は、子どもが選んだ選択や結果を肯定的に受け入れましょう。
また、それをなぜ選んだのか?の理由も聴くと大きくなった時に意見を言える人に育ちます。
③子供が考えられるように質問し訊ねる
何か決める時に、子どもにも意見を求めましょう。自分で考える力もつき、「自分は親に頼りにされている」という嬉しさや、承認欲求も満たされます。
④ほめる時は結果はもちろん、過程もほめる
私はただ褒めるはしません。
何故すごいと感じたのか?を具体的に伝えています。
子供が褒められるのはそうだよなって納得できるほめ方を意識しています。
そして、なぜその結果になったのか?その結果になってどう感じたのか?を聞くようにしています。
つまり、表面的な部分ではなく、どう感じているのか?などの、何故?を大事に会話しています。
(実績)できて凄いね!どんな気持ち?なんでこの結果になったと思う~?
といった感じです。
これは結果がよかった時もそうでない時も、全く同じ事をします。
⑤ほかの子どもと比較しない
他人の目を気にしすぎないためにも、重要です。
ただ、私の娘も負けず嫌いなので、いい意味での比較は肯定しています。
子供にとって、原動力やバネになるように、子供にとっての理想を引き出すようにしています。
誰かと比較して、凹んだり落ち込んだり、悔しがっている場合は、
子供本人が本当はそうしたいとか、そうなるはずだった、の理想や願望が隠れているケースも多いなと感じています。
⑥過保護は厳禁
子どもが困らないようにと、ついつい先回りして準備しすぎてしまう方もいらっしゃいますよね?
私は、直面することって非常にいいことだと考えています。
理由は、自分でどうやったらいいのか?を考える思考や工夫のチャンスが生まれるからです。
直面にぶち当たった時に、答えを求められても、あえて言いません。
「どう思うの?」とか「どうしたらいいと思っているの?」と必ず聞き返します。
いじわるな様で、長期的にみると一番サポートしていると信じています。
本人の乗り越えていく力、タフさが育ちますように、信じて待てる親でありたい。
必ず本人が乗り越えてくる、その力をつける最大のサポーターでいるように。
困ったときはあえて自分で考えさせるような環境をつくってあげましょう。
⑦仲直りする時はその日のうちに
私と娘には儀式があります。笑
私も娘も負けず嫌いなので、喧嘩になることも結構あります。
喧嘩をした日や、お互いに気持ちが晴れない状態になった時に必ずやっている事は、
「その日中に、お風呂の中か寝る前」に必ず仲直りすることです。
儀式は以下です。
まず、お互いになんで嫌だったのか?何故言ったのか?どういう気持ちだったか?をまっすぐ伝えるようにします。
ちゃんと目を見て、時々お互いに正座しながらやってます。笑
全部吐き出した後、お互いに、ごめんなさいをちゃんと言います。
そのあとはハグハグして仲直り。
そうすることによって、お互いにどういうときに嫌なのか?どういう言葉を言うと嫌なのか?こういう気持ちになりやすいかな?って今後も相手を理解することに繋がります。
子供でも大人でも、対等に人の気持ちや意見を聞くこと。
人間関係において大事なことだと感じています。
まとめ
自己肯定感は、子供の自信や成長にとって非常に重要な要素です。
自己肯定感が高い人は、自信を持ち、ポジティブな考え方をすることができます。
子育てにおいては、子供の自己肯定感を育てることが大切です。
ポジティブな言葉をかけ、失敗を恐れない雰囲気を作り、自己肯定感を育てる活動をサポートすることで、子供が自信を持ち、健やかに成長する手助けをすることができるように、私自身も一緒に子供と成長します。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
株式会社move 植田千尋