春めかしい
今年の冬は、なんとも春めかしい冬でした。通年通り、2月はまだ寒いけれど、雪が全然降らず、昨夜、久しぶりにまとまって降りましたが、日中の暖かさですぐ解けそうです。
やっぱり気候変動の影響でしょうか。
農家にとって冬は読書の季節。夫婦で今読んでいる「資本主義の次に来る世界」という本によると、これまでの人間の暮らしぶりがもたらすであろう次なる大量絶滅がもう目の前に迫っているようです。
のんびりしている場合じゃないのかもしれません。暮らし方、考え方を大きく変えていく必要があるようです。
ひとりが変わっても世界は変わらない、なんて言わないで、ひとりが変わらなければ世界は変わらない。
9月に生まれた雌鶏の1羽がついに初卵を産みました。
140日齢を過ぎたばかり。私の予定ではもうしばらく先になるかと思っていたのですが…9月生まれの場合、早産になることがあるようです。日照時間の関係だとか。同時に生まれたもう1羽はまだしばらく産卵の気配はなさそうです。
初卵以降、毎日産んでくれる小さな卵。体に負担がないとよいのだけど…。
今年も麹仕込み、味噌仕込みが始まりました。
去年と同じく、うちみるゆにさんのテキストを復習しながらの麹仕込み。完成前から麹の甘い香りが漂ってきて、静かな幸せ。
私たち夫婦は、どかんと一気に作業するよりも、少しずつを数回に分けて作業する方が向いてるので、1回にできる麹の量に合わせて大豆を煮て味噌を仕込む、を3回繰り返してその年の仕込みを終えます。
大豆の茹で汁は我が家の動物たちに。
BASEにまた新しい石けんを並べました。新しい季節のお供に。