バスティーユのアートハウス(メゾンダール Maison d'art)と、そこからお散歩
ここのところは、パリのバスティーユ広場直近のアパート住まい。ここの大家さんは、メゾンダール(アートの家)というギャラリーの経営者で、日本のアーティストをパリに呼んでパフォーマンスをしてもらったり、パリのアーティストを日本に呼んだりしているらしい。キッチンにも、そういう展覧会やパフォーマンスのチラシが貼ってある。
内装もおしゃれで、絵などが5点飾ってある。こんなのとか。
玄関を入ると、「よいことが起こります!」と書かれたプレート(英語だけど)。
ほかにもカラフルな油絵が、3点。
ここでも、パリのあちこちにあるスーパー、モノプリMonoprixへ歩いていくと、通りにブックオフを発見して、びっくり。日本でももうあまり見ないのに。流行っているころ(失礼)に、パリに支店ができたのだろうか。
日本みやげの定番ポッキーは、こちらのひとにあげてもよろこばれるのだが、なんとパリのスーパーでも、売っていた。ロンドンでも、みたことがない。ちゃんとグリコ、と書いてある。それにしても商品名ミカドって、なんだかなあ。言いやすそうな日本語ならなんでもいい、という感じか。
ユニクロもパリらしい建物のなかに、入っている。
というように、日本のものもちらほら見かけるが、やはりパリらしいのは、たとえばこんな有機野菜・果物のお店。
コンビニはないけれど、新鮮な果物・野菜のお店や、パン屋さん、お菓子屋さん、チーズ屋さん、ソーセージ屋さんやデリなどが、通りにはひしめいている。あとはカフェとレストラン。パリのこういう通りで、食品のお店の「エンゲル係数」を計算したら、かなり高いはずである。ランブトー通りRue Rambuteauはおしゃれなマレ地区を通っているので、ブティックも多い。あと、ファーマシーはどこにでもある。
お菓子屋さん。とにかくどこも、ディスプレイがかわいい。
うれしかったのはこの、なにやら昔ながらの映画ショップ。店頭でDVDのバーゲンをしている。
公園もあちこちにあって、緑が映える。3月末からサマータイムもはじまって、お天気もよく、人びとがひなたぼっこをしている。
パリではお散歩しているだけで、しあわせである。たんなる散歩ではなくて、だいたい映画館とか、買い物とかにいくわけだが、電車には乗らずに歩きながら、街並みを眺めるのが、とてもたのしい。街が小さいので、歩けばわりと、どこでも行けてしまう。
ショッピングセンターもないわけではなくて、それはそれで便利なのだけれど、通りにある個別のいろいろなお店の、ちまっとした感じが、たまらない。
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