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誰もが、誰かの生きる希望になれる社会を夢見て4年。#あなたの言葉は誰かのヒカリ
皆さん、どうも!
現在ヒカリテラスでは、毎年恒例のSNS公募企画 #あなたの言葉は誰かのヒカリ を開催しております。
また、#あなたの言葉は誰かのヒカリ が始まるということは、ヒカリテラスの始まりを指します。
ヒカリテラスというプロジェクト自体は1月に始まりましたが、実際に仲間を集め、メディアとしてスタートしたのは9月のことです。
つまり、今年の9月になるとヒカリテラスはローンチして5年目の団体になるということになります。
1年目だけは、#言葉は君のヒカリになれるのか というハッシュタグを用いました。
そして2年目からは、 #あなたの言葉は誰かのヒカリ というハッシュタグで、企画しています。
この言葉には、私の想いが沢山詰まっています。
本日はそのお話をば。
#死にたがり #無個性コンプレックス
私が高校生の時、マイプロジェクトという高校生のプロジェクト型学習を推進するアレコレに参加していたり、
N高自体がプロジェクト型学習や起業などに力を入れている影響もあり、
私の周りには「すごい高校生」がうじゃうじゃいました。
プログラミングスキルに長けていたり、実際にビジネスとして物事を動かしていたり、行動力の鬼だったり。
私はその中で劣等感や、メラメラしたものを持てないことへの悔しさを持って過ごしていたように思います。
常に「無個性コンプレックス」と闘っている私でしたが、特に高校2年や3年はピークだったと思います。
何もスキルを持ってない。特別なものが何も無い。
後ろ盾も何も無い。
あるのは、「死にたがりだった私が、私として生きる為に私を変えたい」という絶望を起爆するためのダイナマイトだけ。
兎に角、何も無いことに対して、
何も持っていなければ相手にされないことに対して、
悔しさしか無かったのです。
また今日も私は何も変えることが出来ない。
キラキラしたいです!と笑顔で語っていた高校生時代でしたが、そんなに可愛げのあるものではありませんでした。
そんなものなんです。
でも私は運が良く、生きる希望がネット上にありました。
ブログのコメント「救われました!」
私は高校を辞めてから、文章を書くことが好きでブログを、話すことが苦手だから練習のためにツイキャスを始めました。
ツイキャスでは、雑談をしたり、リスナーさんのお悩みを聞いたり、好きなボカロや歌い手さんの話で盛り上がったりをしていました。
その一方でブログでは、自分自身の感情の整理のために、日々考え学んだこと、不登校やいじめ、体罰の経験談などを書き記し続けました。
自分の経験を傷が癒えきっていない状態で書くことは、精神的にもハードだったけど、温かいコメントに囲まれたことで私は強くなれました。
「同じ経験をしている人に出逢えて安心しました。」
「似た経験をしていても、頑張って生きている姿に救われました。」
「ちーちゃんみたいな人が活動をしてくれてることが嬉しいです。」
「これからも応援してます!」
私はブログのコメントを読んで、はじめて「私が生きてていいんだな」「誰かの力になれるんだな」と思えるようになりました。
「何も出来ない無個性な私でも、想いを紡ぐことで誰かの勇気になれる」
コメントや応援してくれる方たちとの出逢いが、私を押し上げてくれました。
今でも感謝してもしきれません。大好き。
この想いこそが、ヒカリテラスを立ち上げる原動力に繋がりましたし、当時のコンセプトに成り代わりました。
設立当初のコンセプトは、
「言葉の力で、社会や誰かの心に、ヒカリを照らす。」
誰もが何者ではない。
でもキッカケがあれば誰もがヒカリになれる。
私は今も、きっとこれからも、何者でもありません。
ただ、幸せに生きたいと願い、もがくように生きる若造です。
ひょんなことから、ヒカリテラスという団体を創りたいと思い、立ち上げて、何だかんだで4年も経っていた。
そんな運の良い、当事者性の高い組織です。
ヒカリテラスのメンバーも、ジョインしたりお休みしたり卒業したり。
自分たちの生きづらさと向き合いながら活動してくれています。
きっとメンバーの誰もが、何者でもない、ただ幸せに生きたいと願い、生きづらいという思いに寄り添い、共感し、共鳴したい人々です。
私がヒカリテラスの最初から持っている
「生きづらさに共感し、言葉を届けることで、誰かの生きる希望になりたい。」
という想いの力になってくれているみんなです。
誰もが何者でもありません。
でもキッカケがあれば、小さい一歩でも、一言でも、
他の誰かに届けば、誰かのヒカリになれる。
誰もが誰かのヒカリになれる。
それは、私であっても、周りのみんなであっても、私の知らない誰かであっても。
あなたの言葉は、誰かの生きる希望や勇気、つまり心を照らすヒカリになれる。
私はそう願って活動を続けています。
この想いを忘れないように、
あわよくば多くの人に体験してもらえるように。
そんな気持ちを込めて、
毎年8月から9月にかけて、
#あなたの言葉は誰かのヒカリ
を開催しています。
最後に
外に出してはいけないと思っている
「苦しい」「死にたい」「消えたい」という感情も、
誰かにとっては生きるヒカリです。
どうか声に出して。
同じように闘っている仲間も、手を差し伸べてくれる仲間もいるはずだから。
そして、気づいてほしい。
「死にたい」「消えたい」と願いながら、
「生きたい」「生きなきゃいけない」と生き続けている仲間がいることを。
「幸せに生きたい」と願いながら、
日々をもがいて生き続けている仲間がいることを。
その気持ちを切り捨てるのではなく、
受け止めたり、繋いだり、支えたりすることで、
少しでも「生きたい」という願いにヒカリを照らせることを。
きっと、あなたの言葉が、
そんな仲間のヒカリになります。
温かい言葉で溢れる夏になりますように。
夏だけじゃなく、
常に溢れ続けるの世の中でありますように。
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