休日やる気が出ない理由〜自律神経の仕組みポリヴェーガル理論より〜
休日になると、なんだかどっと疲れて
子どもたちから隠れるようにベッドに倒れ込む
ごはんも作りたくない
ひとりになりたい
本当は子どもたちをどこか楽しいところに連れて行ってあげたいけど、できない
私はときどきそんなふうになります
なんでこんなに疲れるんだろう?
何もしてないのに、カラダが動かないんだろう。。
昔、独身のころはマラソンが趣味で、
10kmランニングしてからお友達と遊びに行ったりしていたのに
今じゃ考えられません。。
同じような方いませんか??
気持ちとは裏腹に、、
仕事から帰ったら何もできない
休みの日はどこもいきたくない
お友達に誘われてもひとりでいたい
そんなとき学んだ
自律神経の新しい考え方〜ポリヴェーガル理論〜
その動けなくなる理由にとっても納得したのでした
私のなかで不登校や引きこもり、急に会社に行けなくなる方と同じようなことが起こっていたのです!
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まず、自律神経とは?
その名前の通り、
体が自律的(自動的に)に働くための神経
私たちの意思とは関係なく、
呼吸や体温、血圧、心拍、消化、代謝、排尿・排便など、生きていく上で欠かせない生命活動を維持するために身体は24時間365日、休むことなく働き続けてくれます
自律神経のおかげで私たちは全自動で生きることができているのです
自律神経は3種類!
今まで自律神経は交感神経と副交感神経の2種類だと考えられていましたが、
最新の研究では3種類に分かれることが解明されてきました
副交感神経が背側迷走神経と腹側迷走神経のふたつに分かれます
①交感神経
②背側迷走神経(背中側をとおる副交感神経)
③腹側迷走神経(お腹側をとおる副交感神経)
3つとも全てとっても大切な神経なのですが、
大事なのはバランスです
現代人、特に働いている人や小さな子がいるお母さんはストレス過多により交感神経が優位になっている方がほとんど
頑張らないと!
が強くなるとストレスが強くなり
交感神経が優位になります
アドレナリンやドーパミンの分泌が高まり
血圧が上がり、脈が速くなり動けるように
血糖値は上がり、空腹を感じないため食事することを忘れて働く
でもその弊害で
さまざまな病気も引き起こされます
交感神経優位の結果の最たる病気が癌です
(こちらについてはまたのちほど!)
そして、心身がギリギリのところまでくると
身体が命の危険を感じて
ストップをかけます
下の絵の赤い波のラインで生きている人は注意!
限界まで頑張った末に、背側迷走神経が高ぶってシャットダウン状態に。。
バリバリ働いていたけど急に会社に行けなくなった
受験勉強を頑張って希望の学校に入れたと思ったら体が動かなくなった
そんな方はこの状態になっているのかも
これもエネルギーを温存するために必要で起こっているのですが、、
交感神経は悪ものというわけではありません!
交感神経が働かないと活力がなかったり
いざというとき頑張れなかったりします
大切なのは、
◎バランスを取れること
◎興奮状態から穏やかな状態に戻れるチカラ
いつも緑の波線のラインで生きれるといいのです
休みの日、意に反して
誰にも会いたくない、一日中寝て過ごしてしまうなどの方は
交感神経・・活発に動く時間
腹側迷走神経・・仲間や友人と楽しく過ごす時間
背側迷走神経・・ひとりでのんびり過ごす時間
のバランスを今一度見直してみるとよいと思います
私にとってはときどきカフェでひとりでゆっくりお茶することがすごくリフレッシュになります
自然のなかに行く、ペットと触れ合う、空をボーっと眺める、好きな香りを楽しむ
自分が何をするとリフレッシュできるか知っておく、
いくつか選択できるアイテムがあるといいと思います🌿
わかりやすい動画も配信しています
お母さんのための子育てとポリヴェーガル理論
(45分700円)
よかったらご覧ください
ポリヴェーガル理論のことをやさしく解説してくれている
浅井咲子さんの“「安心のタネ」の育て方”
もおすすめです♩
簡単に生活に取り入れられるワークもたくさん紹介されています!
興味のある方はぜひ参考にしてみてください♩
茨城県ひたちなか市で夫婦で統合的な観点から不調の改善をお手伝いする治療院をしています
ご縁がありましたら嬉しいです