『夢みる給食』もっと給食にオーガニックを!
以前観たオオタヴィン監督の『夢みる給食』
給食食材のオーガニック化を実現した市がたくさんあります
どのように実現に至ったか
市長さん、市役所職員、農家さん、お母さん、保育士さんなどが登場し想いやこうしたのがよかったなどの方法が満載のドキュメンタリー映画です
なぜ、オーガニックがいいのか?
オーガニックのお野菜は土壌の奥深くまで根を張り
土壌にあるミネラルをたくさん吸い上げます
肥料を使う農業では、
野菜は肥料から栄養をもらうので根はそんなに張りません
見た目や大きさは同じだとしても、
土壌ミネラルをたくさん吸い上げて育ってお野菜はそこに含まれるミネラル量が断然多いのです!
ミネラルについては以前の記事で
映画に登場されたお医者さんが語っていますが
日本の医学部では栄養のことをほとんど学ばない
特に、ミネラルの大切さはほとんど認知されていないとのこと
アメリカなどでは医療の保険制度が行き届かないのもあり医療費がとても高いため
300ドルの医療費より100ドルの予防医療をというような考えの方が当たり前
医師も免疫学や栄養学をしっかり学んでいるそうです
まず、ミネラルをたくさん摂ることで
体温が上昇、免疫力が上がります
子どもだったら身長の伸びがよくなり
脳の発達にも大きく影響してきます
映画のなかで、オーガニック給食を進めている
新潟県佐渡市の市長さんに届いたお手紙
『給食が変わってからこどもの発達障がいが改善されて、落ち着いてきました』と
JA佐渡市がネオニコチノイド農薬を売らない決断をしたことで
2003年に絶滅したトキが田んぼに戻って来て
今現在は500羽に!
以前農薬を使っていたときは、トキのエサとなるトンボなどの虫も見られなくなっていたそうです
JA佐渡のトキ米の取り組み
日本の本来の農業は
環境と調和し、環境を良くしていく農業だった
本当にそんな農業を全国で取り戻せたら素敵だなと思いました
行き過ぎた資本主義の結果、自分自身の身体だけでなく、未来をつなぐ子どもたちや環境生態系にも大きな負荷がきていることに
もっと多くの人が気づかなければいけないと強く感じました
まずは一歩から
オーガニックの農家さんを応援する
自分で無農薬でお野菜を育ててみる
わが家もできるところからやっています
小学校の6年間で子どもの体重は約2倍になる
子どもたちの体の1/3は給食でできています
給食費無償化の流れも大切だけど、
どんな食材が使われるのか、内容もとても大事だよねと一緒に観た方と話しました
『夢みる給食』は自主上映で全国で開催中です
ぜひ機会があれば観てみてくださいね!