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朝読書1hなるべく1冊no.114 佐藤初女
「いのちをむすぶ」集英社 2016
この本は、悩み苦しむ人の心の奥にずんと沁みる。とても優しく包み込んでくれる。それは、読んでるだけなのに、なんだか話を聞いて貰っている様な錯覚に陥るから。
苦しみから立ち上がるには、人のために動くことです。
喜びに満たされたときにも、人のために動くことです。
人のために働き、人に喜んでもらえること。
なにものにも代え難い、深い感動に満たされます。
それは、誰もが持つ天性です。
「心の貧しい人は幸いである」
さまざまな解釈があるが、
「今を満足する心」だと受け取っている。
自分があまりにかわいい人は、次から次へと欲求がエスカレートしてどこまで行っても満足することができません。
等身大の自分を受け容れて今日を満足することが、明日への希望に繋がります。
一線
人の心に響くのは
誰にでもできる一線を越えて行動したとき。
耐えられねばやめればいいと思い切らないで、もう一歩努力する事
そして、忍耐をする事です。
一線を越えるごとに、自分もまた成長します。
別れ
大切な人の死は悲しいことですが、悲しみに溺れてはいけないと思います
人の死は姿のお別れであって、心の別れではありません。苦しみも悲しみも捧げて
亡くなった人が生前望んだ様に生きていくことが、1番の供養であり、自分の慰めにもなります。
かけがえのないものをなくされた方には、いつか大きなものが与えられますよ。
感想
1つ1つ手を抜くことのない丁寧な日常。それをみせてもらうことで、何か満足しきれない自分を、「あるべき姿」に連れて行ってくれる気がしました。
#朝読書 #佐藤初女#いのちをむすぶ