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恋話

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徒然なるままに、アラサーが平成から令和にかけて恋話を綴ってます。
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#恋愛

愛しい愛しいあなたの幻影へ。

愛しい愛しいあなたの幻影へ。 どうやら本当にこのままトントン拍子に行きそうです。 あなたと歩めなかったその先に、彼と進むことになりそうです。 あなたがずっと拒んでた私の父とも、何だかあっという間に会いました。 「すごく緊張したけど、とても楽しかったよ」と言ってくれたことにとてもホッとしています。 最近は毎回長々とミーティングをしています。 私の拙い話も鬱陶しがらずに聞いてくれます。 しっかりと自分の意見も話してくれます。 あなたよりも口下手で、あなたよりも言葉選びがとって

釣った魚に餌を与えなかった場合についての考察。

短く切り揃えた色気の欠片もない爪を、先週買ったばかりのマニキュアで染めていく。 最近は便利なもので、サロンに行かなくてもセルフでジェルネイルが出来てしまう。 しかもただ塗って硬化するだけ、その上剥がしたい時にすぐにペリペリと取れる。 本当に素晴らしい世の中になったものだと思う。 眠い目を擦りながら10本の指を塗り終え、明日何を着ようかと考えながら眠りについた。 翌日、午後からではあるが、久々のデートである。 昨日の夜から朝起きてから出かける直前までありとあらゆるところを磨き

大好きなあなたへ。

大好きなあなたへ。 お別れしてから少しだけ時間が経ちましたが、お元気ですか? あなたと私が恋人としていた年月は9年と4ヶ月。 誰かが歌っていたけど、 「好きだけじゃ駄目なんだ。」 大人になってしまった私たちには本当にその通りで、気持ちだけじゃどうにもならないことが多過ぎました。 だけど、私たちにとってお互いの存在は最早日常で、それがなくなってしまって、私は少しだけ寂しかったりしました。 半身がなくなってしまったような、そんな感覚です。 少しだけ、あなたも同じように思

アラサーこじらせ女子の恋話。

平成の大恋愛を終えて3ヶ月が経とうとしてます。 世の中は何だか一気に様変わりしてしまって、日に日に心がザラザラしていってる気がする。 そんな私も先月誕生日を迎えて、三十路まであともう少し。 そりゃそろそろもう結婚も考えるし、考えなきゃだし、周りからは急かされるし、どんどん独身仲間が減っていく一方です。 今の彼とは自分たちの年齢のこともあって、ほとんど結婚前提でのお付き合い。 「この人となら結婚するのも(条件的にも人柄的にも)悪くないな」から付き合い始めたと言っても過言では