枝豆コーンを納豆にしてみた!#やってみた大賞:0124
夏といえば枝豆コーン!
しゃきしゃきのコーンに青みの枝豆。朝の朝食にも、夕のビールのおつまみにも合う鉄壁の布陣!
こちらを納豆にしたら、どれだけ美味しくなるのだろうか?!!
去年から自作納豆にハマり、発酵機を購入して色々な豆を納豆にしていました。
納豆沼は奥が深く、もはや、この世のありとあらゆる豆を納豆にしてやるぞ!くらいの意気込みで取り組んでいます。
今月は夏ともあって枝豆コーン納豆!食品として完成された組み合わせ!果たして納豆にする意味はあるのか?!作ってみました!
1:実験の目的
2:実験 ~12代目ねば田くん~
【作り方】
【おすすめ発酵器】
カイロ、温水ペットボトル、色々保温用の道具はありますが、永年納豆を作るなら発酵機の購入はおススメです。
ただ、組み立て式で壁が薄いため、真冬のドカ雪が来た時は温度が上がりませんでした。
サイズに合わせた発泡スチロールの覆いを作る事でより保温力が上がります。
【枝豆】
枝豆は納豆菌の食いつきがよく発酵の成功率が高いので、引き続き品質の維持に努めました。
ひきわりは、蒸し茹でして柔らかくなった後、ステンレスのスケッパーを研いだもので割ります。包丁でも挽けますが、手首が苦しく割りづらいです。
メッツァルーナが欲しいです。
【コーン】
実はコーン納豆だけは、失敗続きでした。
動画の粘りを見ればわかる通り、ミュータントコーンですね。(1回目はさらに雑菌が入ってしまい、小学校の鶏小屋のような臭気を発してました。失敗したときの納豆はヤバいので、お気を付けください。)
失敗の原因はコーンの水煮缶を使っていたため、コーン内部に水分が溜まり、びちゃびちゃの納豆になってしまったのだと思われます。
今回は生トウモロコシ、それもレンジで蒸すことで、適度な水分量になると仮説を立てました。
レンジで蒸して身を外したコーンがこちらです。
…ぷりっぷりしてますね。余ったコーンを食べてみたらがっつりシャキシャキでした。大丈夫なのか?
発酵機に温度計をつけて温度の記録を取っています。
【それでは実食!!!】
【枝豆】
まずはそれぞれの粘りから見てみましょう。
https://twitter.com/natto_melon/status/1559486805220605952?s=21&t=CcroBPR__w9lbFGiyy0-Lg
枝豆はやや落ち着いた粘り。気泡が多いのがちょっと気になりました。
食べてみたところ…
言わずもがなうまい!
納豆の発酵臭の中にほんのり枝豆の香り。見た目もウグイス色で心が穏やかになります。
そのままでもいけますが醤油をかけると香ばしさにはずみがついてなお美味い!
短所としては、ひきわりのサイズが均一でないことと、ほんの少し苦味が出てしまいました。
意外と48時間は若い熟成なので、もう少し寝かせておくのもよいかと思います。
【コーン】
シャキシャキしてるのにネバネバです!!!
箸でかき混ぜた時興奮しました。こうした驚きがあるから納豆はやめられない。
食べてみたところ…
このシャキシャキ感はどこかで食べたことあるような……。
長芋!
これは長芋の短冊切りです!
シャキシャキして且つネバネバ!
味もコーンのまま!甘くて爽やか!
ミュータントコーンから3代を経て、納豆の新たな扉を開きました!
最後に、二つを合わせた枝豆コーン納豆!!
お腹が空いてたので、ご飯にかけて食べてみました。
………。
???
あたたかいご飯にしゃっきり冷たいコーン納豆、ひきわり枝豆納豆のぬったりした食感。
ミスマッチ…。これはミスマッチ過ぎる。
考えたら枝豆コーン自体、ご飯と一緒に食わないもんな。
ただ、枝豆もひきわり過ぎてコーンよりサイズが小さくなってしまい、枝豆コーン納豆としても「わざわざ納豆にする必要があるのか…?」と疑問を感じてしまいました。
そもそも枝豆コーンに納豆の臭いは合いませんね…。
【結論】
枝豆コーンは納豆にならなくてよし!
ただ、コーン納豆・枝豆納豆それぞれには新たな食の扉がある気がします!今後も研究を続けていきます!
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自由研究をしないと死んでしまう性分なので、不思議だな・面白いな、と思ったことに使わせていただきます。よろしくお願いします。