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「好き」を見る僥倖

変わった事があるとすれば、好きなものがとても増えた事でしょうか。
長蔵ヒロコ作品集 壱の蔵

先日出会った長蔵ヒロコ先生の一言だ。お聖さんのお言葉を拝借すると「心の本」に刻んだ。とても素敵な一言で好きな一言が増えた。

「壱の蔵」は長蔵ヒロコ先生の「好き」がぎっしりと詰まっていた。長蔵ヒロコ先生の作品集に出会い、好きなお方の「好き」を見る幸せを改めて噛み締めた。

好きなお方を始めとする多くの人々が「好きだ!」叫ぶ瞬間に会い見えること、「好きだ!」を表現したもの(漫画であったり、音楽であったり、小説であったり、映画であったり様々なもの)を目にすると心が温まり何とも言えぬ幸せに包まれる。
ここ最近、己の好きを楽しむ感覚よりこの感覚が大きくなっている(と言うが好きなものを楽しむ方を見るのが好きというのも主観であるに今書いていて気付く)

音楽で言えばここ最近は幼少期以来にに氷川きよしさんが聴きたくなり『きよしのズンドコ節』『箱根八里の半次郎』(作詞:松井由利夫/作曲:水森英夫/編曲:伊戸のりお)を聴き、そしてここ数年リリースされた曲を拝聴している。
特に『Happy!』(作詩/杉井邦彦 作曲・編曲/野中“まさ”雄一)は氷川さんが多くの人を始め自身を励ましている曲である一方、個人的に自分自身を振り返りそして『好き』を叫び続ける幸せとそれを守り続ける姿を映しているようにも見えた。
ここ数年の氷川きよしのファッション、笑顔にも好きなことを楽しむ輝かしさを感じて温かくなる。
(余談だが映画版のみならず「老後の資金がありません!」の主題歌にぴったりだと感動した)
小説では特に昨年拝読した若竹千佐子さんの「おらおらでひとりでいぐも」は「本当に小説が好きなんだな」と感動した。

好きなことを楽しむ方々だけではない。バレンタインやクリスマス、お正月、初詣、節分等の季節の行事、家族や恋人、友人との時間を共にする人々、好きな人と共にいる方々、ソリュテュードの愉悦に浸る人々の幸せを目の前にすることはなんて心が温まり幸せなことなんだろうと噛み締めている。
大袈裟ではあるがこの世に来て良かったと感じ入る瞬間である。

人間に生まれてきたのだから好きなことを楽しみ、好きな人と共にいる方々をたくさん目にして生きたい。

改めて噛み締めることができたので長蔵ヒロコ先生、氷川きよしさん、若竹千佐子さんに感謝の気持ちを伝えたい。