【季刊LCT活用】 アウトプット・プラクティス/ OUTPUT PRACTICE vol.0【解説】
キャッチした情報を整理して、Speakingへつなげる練習
茅ヶ崎方式・季刊LCTは、Writing Trainingとしてニュース英作文の問題を掲載しております。このWriting Trainingは、最近のニュースを題材として制作され、日本語が伝えるメッセージを捉えて、その捉えた内容を英語で表現するための練習になると好評をいただいております。毎号たくさんの読者が苦戦しながらも、果敢にチャレンジしています。
この度、Writing Trainingをもとに、反論や、説明をする場面設定でのOutput Practiceを制作いたしました。
反論や説明する場面では、本当にあった出来事を単に英語で表すだけではなく、相手の誤解や、疑問に応じて、工夫を加えて事実を伝えることが必要になります。
Output Practiceで、「見聞きした事実」を使って、相手を「説得」したり、「納得」させるために必要な「語る」力を培ってください。
最新季刊LCT 46号には、このようなライティング問題が掲載されています。
ニュースの一文を、英文にしてみましょう
英文 解答例
これを使って“意見をしっかり聴く、あなたの意見を伝える”英語で「対話」をするためのOutput Practiceをやっていきましょう!
Output Practice ってどうやるの?
Output Practiceは、AさんとBさん、二人の会話を完成させる練習です。
音声を聞きながら、応答練習をすることで、Writing Trainingで培った語彙表現、英文を作る力が一層定着するように作られています。使い方、練習方法は、ビデオと、以下の説明をご覧ください。まず、ジャジャン!という合図とともにAさんの発話が流れてきます。
【動画で流れを学ぶ 】
Output Practice Introduction
Output Practice
A: I heard that you donated 100,000 yen to Sanfrecce Hiroshima. I know that you are a fan of that team. But, why did you make such a big donation?
続いて、「ピンポンパンポン」と、音が流れてきます。あなたが、Bさんになって、反応を返す合図です。テキストを見ないで、学習した課題を上手に使って応答できるように頑張りましょう! たとえば、こんなふうに反応してみましょう。
B: Well, a new soccer stadium, which will be the new home of Sanfrecce Hiroshima, is being built at a cost of 27.1 billion yen. So, I wanted to do something to support the team.
終わりのチャイムが流れます。制限時間終了の合図です。 この例のように、制限時間終了のチャイムがなるまでに、Writing Training での学習を踏まえてAさんの発話に応答できるように頑張りましょう。Bの発話には、Writing Trainingで学習した内容が、しっかり使われていますね。 続いて、Listen to the model.という合図とともに、確認のためにAさんとBさんの発話が、二人の会話として流れてきます。
A: I heard that you donated 100,000 yen to Sanfrecce Hiroshima. I know that you are a fan of that team. But, why did you make such a big donation?
B: Well, a new soccer stadium, which will be the new home of Sanfrecce Hiroshima, is being built at a cost of 27.1 billion yen. So, I wanted to do something to support the team.
それぞれの練習の流れは以上の通りです。
Output Practiceは、noteで更新・提供をしていきます。今後、初級編・中級編の提供を予定します。ご自身のペースで続けていけるように練習していきましょう。
(Output Practice監修)
中西 哲彦 茅ヶ崎方式英語会顧問
竹岡貴子 茅ヶ崎方式・武蔵小山校主宰
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茅ヶ崎方式英語会
LISTENINGを言語習得の基盤として、ニュースを素材に役立つ英語を段階的に身につける。1981年、元NHK国際記者らによって茅ヶ崎にて創設。全国およそ100校の茅ヶ崎方式協力校において学習会を行っている。