無事に手術を終えて
※記述はあくまで個人的視点であることをご理解ください
先日無事に手術を終え、今日退院することができました。傷の痛みはあるものの手を動かすことはできるので、備忘録も兼ねて綴っておこうと思います。手術に至る経緯は以下の記事に詳しく書いています。
受けた手術は、左肘部管開放術と左尺骨神経皮下前方移動術です。
診察時に何度も説明を受けていましたがなかなか理解できず、術前の説明同意書を読み、術後にもう一度説明を受けてようやく理解しつつある感じです。素人理解で正しい表現かはわかりませんが、肘部分が通常の人より不安定なので神経が移動しやすく移動した神経が動いて摩擦を起こすので、手術をすることで神経障害の増悪を防ぐということでしょうか。
この肘部分の特徴は一人一人生まれ持っている個性(入院中お世話になった先生からのお言葉です)であり、それがあるからと言って必ず今回のような症状になるわけではないようです。また今回初めて知ったのですが、腕を真っすぐに伸ばした時にしなりやすいという特徴もありました。術後の注意として「思いっきり勢いをつけて腕を伸ばさないように」と言われています。
今回入院した病院はいつも通院している大学病院だったのですが、お世話になった皆さんが親身になって優しく丁寧な対応をしてくださいました。
入院するのは約10年ぶりで前回は別の総合病院でした。数日間不安や不快に感じることは一つもなく、安心して過ごせたことが嬉しかったです。
持病の特徴や服用薬の影響で手術をするためのリスクや不安はとても大きいのですが、チーム医療の力を実感しました。「安全に可能な限り安楽に受けられるよう援助する」という言葉通り、前日には手術に関わる全ての科から
丁寧なヒアリングと説明がありました。術後のリハビリもリラックスして受けることができました。臓器に触れる手術ではなかったことも大きいとは思いますが、術後の身体的、精神的なダメージは少ないです。
医療従事者の方は命を預かる仕事で常に緊張感を持たれています。
その中でこれだけのホスピタリティの精神を持って笑顔で接して頂けたことには驚きと感謝の気持ちしかありません。
直接医療行為に関わっていなくても入院中快適に過ごせるように動いてくださっているスタッフの方も沢山いらっしゃいます。
入院、手術、そして無事に退院ができるまでにどれだけ多くの方が関わって
支えてくださっているのか、そのどこか一つでも間違いがあれば成し遂げられない今の状況は当たり前ではないのだと思います。
これからも医療従事者の方にお世話になる患者の立場として、御礼と感謝の気持ちが少しでも伝われば嬉しいです。