身体をつくる基本の話 免疫についてpart3
前回の続きです♡
3.栄養について
食事で身体が変わることは誰でも経験があると思います。小さかった私達は3食+おやつ(補食)で成長しました。食生活を変えると身体は変わりやすいものです。でも子供の頃からずっと続いてきた食生活を変えることは、最初は本人の強い意志と努力が必要。そのモチベーションを維持するのに知識は役立つのでは?と思います。子供の頃にいい食習慣が身につけば、一時期食習慣が乱れても戻すのは簡単です。
最近は様々な食事法があります。〇〇だけ食べる、〇〇は食べない、など。私のところに相談にくる方もいます。いろいろな食事法は、一概にその考え方を肯定も否定もできません。良い側面もあり、悪い影響もあり。取り入れてる方が勉強不足の時もあります。でも必要としている人もいます(治療の1つとして)
私のアドバイスは「バランスよく食べましょう」です
バランスよくって難しいですよね。
私達は家庭科の時間に必要な栄養素として「炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル」の5大栄養素を学びました。今はそれに「食物繊維、ファイトケミカル」をたした7大栄養素をバランスよく取ることが大切です。
私は普段の食習慣やライフスタイル、症状を聞き取りしてアドバイスをします
もちろん食事が一番大切。
でも足りない栄養素は、栄養価の高い野菜や果物を買ってきて、栄養素が壊れにくい調理法で料理を毎食つくる事ができない時もあるので(経済的のも時間的にも) 質の高いサプリメントで賢く補います。
私自身も質の高いサプリメントを食事にプラスすることで身体の調子がととのいやすくなっています。
今は「炭水化物、脂質」多め、「ビタミン、ミネラル、ファイトケミカル、食物繊維」が不足している方が多い。(もちろん全ての人がそうではありませんが)
それはカロリー過多の栄養失調「新型栄養失調」と言われています。
食に溢れているこの時代で「新型栄養失調」の人が増えている。重要なのはただ食べるのではなく、何を選んでどう食べるか?が大切な時代になってきました!
免疫のことを考える、今なら
食物繊維や腸内フローラが喜ぶような食材を選び(発酵食品やきのこ類、海藻類、大豆など) タンパク質をしっかりとって疲れが残らないように身体を修復し、ビタミンBやビタミンC、鉄分を多めにとり朝日を浴びて(ビタミンDもつくり)笑って過ごすといいのでは?と思います。
4 運動について
運動は(食事や睡眠に比べて)時間を確保して取り組む必要があるので、忙しい現代人は後回しにしがちなのかな?と思います。(←自分のことです。ただの言い訳です)
でも、運動の良い効果は沢山の研究発表があります。
運動をすることで筋力、体力がつきます。筋肉がつくと代謝も上がりエネルギーを使う身体になるので太りにくい体質になりますし、怪我や故障がしにくくなります。
運動をすることで成長ホルモンがしっかり出て栄養をとることで、体の修復が(筋肉だけでなく肌や内臓も含め)促されます。他にもストレス反応を改善するとも言われています。
激しい運動をした後は免疫(NK細胞)は一時的に活性化し運動が終わるとガクンと落ちるので運動選手(マラソン選手など)は意外と風邪をひきやすいそうですが。
最近の研究では、必要な栄養を十分にとった上で(特にタンパク質摂取はしっかり)激しいトレーニングをしている選手は腸内フローラが一般人よりも圧倒的に多様であることが分かったそうです。結果、その研究対象者は筋損傷が激しいはずの選手に炎症マーカーが少なかったとのこと。
基本的には腸内フローラが多様化した (バランスがいい)状態は、免疫機能の状態はいいので
ただ運動するだけではなく
栄養をしっかりとって(特にタンパク質)適度な運動を取り入れることで
免疫システムも機能し、体内の炎症を減らし、ホルモンを変化させ(成長ホルモンを促し)ストレス反応を改善することができる、ということですね!
簡単にですがまとめてみて、やっぱり運動も取り入れなきゃなー!と改めて思いました✨
5. まとめ
健康になる為には、睡眠、栄養、運動は相互関係にあり、どれも大切。
もっと広義の健康でいうと
WHOの健康の定義は「肉体的にも、精神的にも、社会的にも全てが満たされた状態」をいいます。
コロナパニックのこの時期だからこそ、自分自身や家族の健康について考えたり、取り組んだり話し合いをするのもいいかも✨
今年はいつもの夏とはいきませんが、私達家族は「気をつけて楽しもう!」と話し合いをしました。引きこもって暗いニュースばかりでは子供達に良くないと思ったからです。
栄養や睡眠などはいつも以上に意識をし、密にならないように工夫しながらたまには出かけています。皆さんも健康に気をつけて穏やかにお過ごし下さい♪
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