町のお豆腐屋さんに是非やってほしいビジネス
こんにちは。(株)八重コンサルティング代表の鈴木智恵です。
ITコンサルタントとして10年以上、大企業から一人会社まで数々の問題解決をしてきました。ここではその経験から、日々降りてくるアイデアや誰かの役に立つ情報を発信しています。
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※トップの画像は豆花を紹介しているこちらのページに掲載されているものです。
今日はビジネスアイデアシリーズです。
「豆花(トーファ)」というスイーツをご存じでしょうか。トップ画像が豆花でして、台湾では庶民のスイーツです。私は1年ほど前に東京で食べて以来、大好き過ぎて自分で作ってみたりしましたが、なかなか難しいんですよね。
さて。今日の内容は、私がセミナーなどでビジネスモデルを考えるためのワークとして使っているものです。あなたがお豆腐屋さんじゃかったとしても、頭の体操になりますのでちょっと考えてみてください。
■ ビジネスモデルを量産してみる
豆花を題材にして、ビジネスモデル(商売)を組み立ててみてください。
■ 「豆花」に関するヒント
豆花をご存じない方は、以下の内容をヒントにしてください。
・台湾では大衆的な甘い食べ物で、通常どんぶりいっぱいに盛る
・豆乳ににがりのような成分を加えて作る、豆腐に似た食感
・美味しく作るのは素人ではちょっと難しい
・マンゴーやタピオカなど様々なトッピングで楽しむ
・ホットとアイスの両方が楽しめる
・日本で豆花を出す飲食店はまだ少ない
あなたなら、「豆花」という商材をどんな商売に組み立てますか?
■ ポイント
豆花をビジネス化しようと考える時にポイントとなるのは
・豆乳がベースなので、パフェやアイスに比べてヘルシー
→ 女性に人気が出やすそう
・見た目やサイズ感は要改善
→ 透明なカップなどに入れて見映えを重視すると人気が出そう
・トッピングのバリエーションもあり、ホットとアイスで食べられる
→ 通年で楽しめて、季節感やご当地感を出せる
■ 豆花のビジネスアイデア
・・・いかがですか?
何個思い付きましたか??
正解というものはないのですが、よく挙げられるものを記載しますね。
・豆花カフェ
オシャレな見た目にして、気軽に食べられるよう量を減らす。
→ 豆花専門店、移動販売、など
・豆花の素
製菓会社などで豆花の素を開発する。
→ 既存カフェに卸売り、(豆花の知名度が上がれば)一般販売、など
・豆花のパッケージ販売
プリンやゼリーのように、パッケージで販売
→ 既存カフェに卸売り、(豆花の知名度が上がれば)一般販売、など
■ 町のお豆腐屋さんをカフェ化
商店街や裏路地に、昔ながらの小さいお豆腐屋さんを見かけたことないですか?
これは個人的な願望ですが、既に豆乳を既に仕入れていて熟知している、こういう町のお豆腐屋さんに是非、豆花を作ってほしい。(設備も似ているのでは?という勝手な想像。)そして路面でオシャレなカップに入れてタピオカのように売ってほしい。絹ごし豆腐やお揚げも「ついで買い」したい。
今、商店街や町の小さい豆腐屋さんは、スーパーに顧客を奪われているのが現状です。同じようにお豆腐やお揚げを並べただけでは、味が良くても価格面や利便性の面で勝つのは正直、難しい。だからこそ、こういう戦わない路線、かつ現在の仕入れや技術を生かした商売を追加、またはシフトするのが最善です。
戦わない。勝てるところを探す。
これがポイントです。
■ 余談
「豆花を手作りするのはちょっと難しい」と書きました。簡単に作れるように、ゼラチンや寒天で代用するレシピもありますが、本物とは食感がかなり違います。絹ごし豆腐が一番近いけどやっぱり違う・・・んー、うまく食レポできない(汗)
このところ豆花屋さんも探せばチラホラ出てきたので、緊急事態宣言が明けたらぜひ足を運んでみてください。
ちなみに、中国の四川では、豆花を辛いトッピングで食べるのだそうです。さすが四川。。。それはまだ日本では見たことないなー。四川料理屋さんで食べられるのかしら?
さらにちなみに、国内で何カ所か食べました。そして昨年、念願の本場台湾でも豆花を食べましたが、、、今のところ、東京のお店で食べたのが一番美味しかったですね。台湾のお店もいくつか回って食べ比べてみたいものです。
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今日の投稿はここまでです。いかがでしたか。
セミナーでは、参加者がご自身の本業を題材にすると、皆さんガチガチに固くなってしまうので、敢えてこういうソフトな題材をチョイスしています。
面白いアイデアが沸いた方で、かつアイデアを公開してもOKな方はぜひコメントを下さい。お待ちしてます(^^)
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