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【転職しました!】日本語教師を続けようと思った理由

日本語教師って、任期付きの仕事も多く、転職の機会が普通の会社員より多くあります。その機会で、日本語教師から別の仕事に転職していく人もいます。私もインドネシアでの仕事の任期を終え、次の仕事を探すべく転職活動をしました。日本語教師以外にも、一般の会社で働くことも検討して受けてみましたが、最終的には日本語教師の仕事を続けることにしました。どうしてそうなったのか?まとめてみます。

理由①他業界に転職した人も、日本語教育が嫌いで転職したわけではない(模様)

私の周りに、日本語教師をやっていて、それから一般企業(といっても、外国人関連とか国際交流とかそういうのに関係があるところが多い)に転職した人がいます。話を聞いてみると、タイミング的に今の仕事をしているけれど、機会があればまた日本語教師をしたいとか、勉強し直したいとかそういうことを言っていました。
給与面で不満はあれど、嫌いになったわけじゃないんだなと気づきました。さまざまな状況で、今は日本語教師はできない/しない道を選んだわけで。そうなると、日本語教師という仕事が選べるのは幸せなんじゃないかと思うようになりました。給与面の不安や任期付きで不安定なところもあるし、国内外を転々とすることもあるので、こういう生き方は誰でもできるわけではない、今できるから続けてやってみようと思ったところがあります。

理由②スキルがありそうだから

日本語教育の世界って狭いし、専門職でもあるので、結構知り合いから「こんな仕事あるけど、どう?」とお誘いがあったりします。日本語教育業界では普通だと思っていたんですが、「誘ってもらえるって、それだけ認められているってことなんじゃないですか」と。これは別の業界で働いている、日本語教育とは全く関わりのない分野の友人からのコメントですが、こうやって「この仕事、やってみない?」って誘われることって、普通じゃないらしいです。日本語教育業界ではよくあることだとしても、やっぱりスキルや経験がないと声をかけてもらえないし、誘われるとワクワクします。そういうご縁もあるから、あえて自分の経験やスキルとは異なる一般企業にいかなくてもいいか…と思いました。

理由③日本語教師のキャリアを続けた方がプラスになりそうだから

転職活動中は、一般企業から教育関係の会社、そして日本語教育関係の企業などさまざま受けてみました。一般企業(教育関係でもない)は「日本語教師は社会人経験に入らない」と門前払いのところも。これがアメリカで働いていたとかだったら違ったんだろうな〜と日本の視野の狭さに愕然としました。英語系の教育をやっている企業もダメでした。雰囲気が違うらしいのと、他で教育をかじっている人って教育がしにくいんでしょうね。すでに自分の考えがあるから、その企業が考えていることを素直に学べるかという点では、会社が雇うにはリスクがあります。
そこまで一般企業や他業界に評価されないのなら、日本語教育で積み上げてきたキャリアは日本語教育で伸ばした方がいいのかもしれない(効率がいいという意味)と思いました。他にやりたいことがあるわけではないし、日本語教育やりたくないわけじゃないから。

理由④楽しそうだから

国際教育系で「この辺りは受かりそう」というところをいくつか受けてみました。普通にオフィスで働く仕事です。見立て通り、とんとん拍子で最終面接へ。やった!と思ったんですが、実際の仕事内容を聞いたり、志望理由を話してみると、「できるしやりたいけど、学習者がいた方が楽しいな」と思ってしまいました。
そこに現れた日本語教師の仕事。こちらを受けてみたら、これもまたとんとん拍子で受かってしまいました。びっくり。
任期付きの日本語教師の仕事と、正社員の教育関係の仕事。正社員は安定するけれど、仕事内容を見ていると、日本語教師の方がワクワクしたんです。やりたいこともあるし、できるという自信もある程度あります(成果が出せるのは別にして)。正社員の仕事は安定するけど、デスクワークが多そうだし、毎日同じ人に会うし、そこまでワクワクしなかったし、「飽きないかな、つまらなくないかな」と心配になりました。
いや、普通に考えたら絶対正社員の方がいいんですよ。実家から通おうと思えば通えるし、そんなに環境を変えなくてもいい。何より安定しますよね。でも、引っ越しを伴う日本語教師(任期付き)の方が、私の中では仕事が楽しそうだったんです。仕事内容が想像ついたというのも大きいかもしれません。

転職してみて思ったこと

まず、転職活動って大変だなって思いました。エージェントとのやりとりもそうだし、書類をたくさん作って、神経もすり減るし、みなさんそうやって転職しているんだなって勉強になりました。
今、日本語教師の仕事を続けていますが、正直大変です。あー、正社員で実家から通ってた方がよかったかなと思う時もあります。でも、自分の裁量で好きなことができて、日本語を教えられているので仕事は楽しいです(もう一度言います、大変だけど)。
私は大体考えすぎて、最後わからなくなって直感で決めるタイプなんですが、今回も「楽しそう」で決めてしまいました。しかし、新しい場所でも、今まで学んだことややったことを生かして新しい仕事を作り出せる楽しさは、やっぱり日本語教師を続けてよかったなと思います。

転職を機に日本語教師を辞めた人/始めた人にはどのような理由があるんでしょうか?続けている人は?ぜひ他の方のストーリーも伺いたいです。

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Chie@日本語教師
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